明石家さんま&中村玉緒の名コンビでおくる恒例のお正月番組『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP2021』が、TBSで10日午後6時30分から放送。これまでも「テレビの持つプラスの力を集結して、人々の夢を叶えたい!」というコンセプトのもと、毎年笑いと感動を与えてきた『夢スペシャル』。今年5月に放送した特別編も大きな話題を呼んだが、新春に放送する今回も、コロナ禍の今だからこそかなえられる夢を、番組が知恵をしぼって実現する。

【番組カット】中川家、陣内智則、ハナコが視聴者の夢をかなえてネタ共演

 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で出来なかったことが多かったためか、夢の応募だけで例年よりも多い1万通が集まった。“少しでも多くの人に夢をかなえてほしい…!”そんな願いから、今回は「番組史上最大数の夢」と題し、3時間30分スペシャルで多くの夢実現の瞬間を届ける。

 小学6年生の少年からは、小学1年生のころから憧れ続けてきたものの、新型コロナウイルスの影響でかなえられなくなってしまった「運動会で応援団長になる」という夢をかなえてほしいという願いが届き、番組は最強の応援団員を招集。応援団長のサポート役に、昨年誰よりも応援され、“応援のありがたみを知っている人物”アンジャッシュの児嶋一哉を任命。さらに日本最大級の応援団の協力も実現し、12日にスタートする火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』に出演するスタジオゲストの上白石萌音と菜々緒を応援する。

 上白石と菜々緒を応援するため、同ドラマで共演中の玉森裕太や、ドラマのスタッフに、2人について徹底的にヒアリング。少年の魂のこもった全身全霊のエールに、菜々緒も「言葉にならないです…」と思わず涙。一方、少年が登場した時点ですでに涙していたという上白石は「元気になりました!」と語り、少年の応援が力になる。

 さらに、毎年多数の応募があるのが“大好きな芸人さんと一緒にネタをやってみたい”という夢。そこで、今回は「夢+1 GP」(夢プラスワン グランプリ)と題して「中川家」「ハナコ」「陣内智則」の3組と、夢の当選者とのコラボが実現した。当選者は大好きな芸人とサプライズでの出会いを仕掛けられ、あ然とした中で当選報告を受ける。ネタの選定から、アレンジまで一緒に考え、ついに憧れの芸人との一夜限りの夢の共演。果たしてネタは成功するのか。

 今だからこそ、かなえたい夢がギュッと詰まった今回の特番。同局の高田脩氏に見どころなどを聞いた。

――今年ならではの傾向などはありましたか?

やはりコロナでできなかった夢が多かったです。日本中がくやしさに包まれた1年だったのを改めて感じました。実際に今年かなえた夢には「応援団長になって応援したい」「彼女との約束を果たすためにサプライズで花火を打ち上げたい」などは、コロナによってかなえられなかった夢があります。また、親が家にいる時間が長かったからか、子どもに関する夢を両親が応募してきてくれるパターンも多かったです。


――みなさんから寄せられた夢を選定していく中での発見や、今年の選定基準など

今年はみんながやりたかったことができなかったと思うので、少しでも夢がかなう体験をしてほしくて選考基準にも変化を出しました。夢の実現を観てもらって、視聴者の人にも夢を一緒に体験した気持ちになる、共感のしやすい夢を選考基準に入れ込みました。世の中の代表として夢を実現する。例えば、以前菅田将暉さんで実現したこともある“夢の共学シリーズ”「憧れの俳優と夢の共学体験を楽しみたい」や大好きな芸人さんとネタを一緒にやる「夢プラス1GP」などは、応募が多かったジャンルだったので、テレビを観ながら、「自分だったら…」と妄想できそうな夢として選定しました。

――コロナ禍で夢をかなえることの難しさは感じましたか?

正直にお伝えすると、クリアできず実現できなかった夢もありました。実現直前まで進めていましたが、コロナの人数が増えたことで中止になった夢もありました。「上白石萌音と一緒に歌いたい」では、上白石さんが応募者に「抱きしめたい」と言っていましたが、近づけなかったり、ソーシャルを取りながらのロケは大変さと同時にくやしさがありました。ただ、「夢の共学体験」ではソーシャルだからこそ実現した胸キュンシーンがあり、それはスタジオの女性陣が悲鳴をあげてました(笑)。状況を逆手に取って「ただでは転ばない精神」は、“大好きな3密”を禁じられても頑張る、さんま師匠の番組らしい仕上がりになったのではないかと思います。

――さんまさんが長い時間VTRを見つめるという貴重な姿を見られる『夢スペ』ですが、今年はどういった様子でVTRを見ていらっしゃいましたか?

今年は子どもの夢が多かったのもあり、例年よりも暖かく見守っていたような気がします。さんまさんは子どもが好きですので。そのあとは、上白石さんのVTRには厳しい視線で見ていたと思います。さんまさんと上白石萌音さんの間には、4年前から続く因縁がありますので(笑)、今年の見どころの一つなので、ぜひお楽しみに。

――コロナ禍での『夢スペ』ということもあり、さんまさん、玉緒さんも例年以上に思い入れが強かったのではないかと思います。

収録上の話ではないのですが、毎年収録後にさんまさん直筆の年賀状を書いてもらっていて、毎年どんな言葉を書くのか楽しみなのですが、今年は「おもしろければそれでいい!」でした。気持ちを感じた瞬間でした。毎年、夢の応募をくれた中から抽選で配っているのですが今年ツイッターでプレゼントするキャンペーンを行うので、まだ間に合うので応募してください(※応募方法 TBS公式ツイッターをフォロー&該当ツイートをリツイートで、抽選で100人に明石家さんま直筆年賀状をプレゼント)

――出演者のみなさんから寄せられた感想で、印象的だった言葉

菜々緒さんが「収録を通して、私たちは人に元気を与えられる仕事をしているのを改めて感じた」と仰っていたのは印象的でした。番組のコンセプトを改めて感じた年になりました。

――一昨年の特番でインタビューした際には『夢スペ』でかなえたいことに「1年を通して、その人の夢を追いかけるということをやってみたい」を挙げていましたが、その夢は実現できそうですか?

まだできていません。でも願えばかなうので、言い続けようと思います。そんな夢の応募を全国の皆様お待ちしてます(笑)。ただ、2年前に夢の実現をした「記憶喪失の花嫁」という夢があったのですが、実はこの夢には放送後も取材を続けており、その撮影分をつけたSPバージョンが今年の事前に特別枠で放送されます。それは近い形での夢なので実現できてうれしいです。

――高田さん自身が、今年かなえたい「夢」はなんでしょうか?

コロナの影響で大人数を集めることができず、学校の部活モノの夢はたくさん応募をいただいていましたが、実現することができませんでした。2021年こそは!と思っています!
個人としての夢はテレビ以外の仕事もしてみたいです。インタビュアーとか、広告とか、結婚式のVTRとか、企業のブランディングとか。TBSは去年「コンテンツ制作局」となって、地上波以外の仕事も増えてきているので、外に出て仕事するのも夢です。ぜひお仕事の依頼お待ちしております!