年の初めに、歌にダンス、笑いと発見に満ちた時間を過ごせる幸せを噛みしめた。東京・明治座で5日、ミュジカルコンサート『NEW YESR’S Dream』が開幕(11日まで)。エンターテイナー・玉野和紀が構成・脚本・演出・振付を手掛け、自身も出演する本公演には、大野拓朗、新納慎也、吉野圭吾、渡辺大輔、咲妃みゆ、平野綾、北翔海莉ら、歌にダンス、芝居に秀でたメンバーが集結。王道ミュージカルナンバーや昭和・平成のヒット曲など、全44曲を歌って踊る怒とうのエンターテインメントショーを繰り広げた。

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 劇場側も、来場客もできる限りの感染予防対策をして舞台の幕は上がった。衣装の上に裃を着た出演者たちが、舞台上に並んで、それぞれがあいさつを述べる口上からユーモアたっぷり。スケッチ・コメディ(コント)コーナーでは、山崎まさよしの「One more time,One more chance」にはじまり、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」や山下達郎の「クリスマスイブ」など、誰もがイントロから知っている名曲を、圧倒的な歌唱力で披露してからのオチが、すごい。昔話「浦島太郎」を元にしたオリジナル・ショートミュージカルも、幅広い選曲で楽しませる手腕はさすがとしかいいようがない。飛沫が飛ぶような大笑いや黄色い歓声はNGだったが、観客はマスクの下でたくさん笑っていただろう。

 大野は昨年12月まで上演していたミュージカル『プロデューサーズ』や、自身の代表作にもなったミュージカル『ロミオとジュリエット』の楽曲「世界の王」では渡辺とデュエットも。元タカラジェンヌの北翔と咲妃は、在団中に共演したオペレッタ「メリー・ウィドウ」の「ときめく心に〈唇はかたずとも〉」を“再演”するなど、「エンターテイメントの火を消さない」という玉野の強い思い(とタップダンス)が詰まった、福袋のような内容となっていた。

 そして、今月11日、午後1時開演(午後4時終演、30分休憩1回含む)の千穐楽公演のライブ配信が決定。「明治座プレミアム倶楽部」の会員は月額利用料1430円(税込)で、「PIA LIVE STREAM」では3500円(税込)でチケットを発売中。どちらのプラットフォームでもアーカイブ配信はないので、お見逃しなく。

■プラットフォーム
明治座プレミアム倶楽部
https://meijiza-premium.jp/

PIA LIVE STREAM
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2067768