俳優の上川隆也が7日、東京・六本木のテレビ朝日で自身が主演する木曜ミステリー『遺留捜査』(14日スタート、毎週木曜 後8:00※初回は午後8時から2時間スペシャル)の10周年記念トークイベントに出席。2011年の誕生から今年で10周年を迎える心境や2年半ぶりの連続ドラマシリーズ、冬の京都での撮影について、さらに美文字で披露した今年の抱負にこめた思いを語った。

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 遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の“想い”と事件の真相に迫る“風変わり刑事”糸村聡の活躍を描く本作。11年に第1シーズンがスタート。17年放送の第4シーズンからは舞台を京都に移し、これまで連続ドラマ計5作、スペシャルドラマ10作と、その歴史を築いてきた。18年夏クールのレギュラー放送以来、約2年半ぶりとなる第6シーズンは、10年間の歴史の中で初の冬クールでの放送となる。

 シリーズが10年も続くとは「作品が始まった段階では思ってもみなかったこと。これだけ長く作品が続くこと自体想定していなかったので、とても不思議な感慨でいます」と上川。10年演じ続けている役も、本作の糸村だけ。「(連ドラとしては)第6シーズン。その間に10本のスペシャルがあったので、1本1本重ねてここにたどり着いたとう感覚が強い気がします」。

 上川演じる糸村は、スーツにスニーカー、斜め掛けバッグ…という、 “糸村スタイル”が定着しているのだが、今回は10年間の歴史の中で初の冬クールでの放送となるため、防寒対策問題が浮上。上川は「これまでスペシャルで1回だけ、冬の京都とで撮影したエピソードがあって、その時はいつものスーツに手袋とマフラーで乗り切ったんですが、この冬は太刀打ちできそうな予感がしておりまして、(スタッフに)直談判しています」と、明かしていた。

 今年の抱負を発表するコーナーでは、上川が美文字で「適当」と披露。「適当というと、いま、良くない印象で捉えられてしまうことがありますが、文字通り、その場その場で当たることに適したことをやっていくというのが本来の意味。情勢が二転三転していく中で、その時々で真っ当なことをやっていきたいと思います」と語り、本作を全うする決意をにじましていた。

 今回のイベントには、糸村に振り回されてばかりの京都府警“特別捜査対策室”の刑事、神崎莉緒役の栗山千明、上川とともに第1シーズンからのレギュラーメンバーである科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕も出席した。