女優の渡辺えり、俳優の八嶋智人が7日、都内で行われた舞台『喜劇 お染与太郎珍道中』の製作発表記者会見に出席した。

【全身ショット】真っ赤なドレス姿で登場した渡辺えり

 同舞台は1979年に東京・明治座で『与太郎めおと旅』として初演。作家・小野田勇、稀代の喜劇俳優・三木のり平、京塚昌子らタッグを組んだ同作をベースに、渡辺&八嶋の新コンビがさらにバージョンアップしたドタバタ痛快珍道中に仕上げる。2月1~17日に東京・新橋演舞場、21~27日に京都・南座で上演。

 渡辺は「コロナ禍で演劇人は本当に大変な思いをして、我慢、我慢を重ねて年を終えたことと思います。でも、そのことで演劇・映画・アートがどれだけ大切かを再確認いたしました」としみじみ語ると「今回、喜劇を上演できることがとても幸せですし、2021年を迎えて奮い立つような気持ちです。私はお金持ちでワガママな箱入り娘を演じます。マスクをして、大笑いをしながら観ていただければと思います」と話した。

 劇場では客席を50%以下に制限し、検温、消毒など感染予防対策を徹底する。八嶋は「ただ今、けいこ場では出演者一同、 コロナウイルス感染症対策を厳しく行っておりますが、劇場は人が集まる場所で、イメージとして様々な誤解があると思います。ですが、スタッフの方々、来て下さるお客様の皆様が誠実に対策を行い、“一緒に舞台を作ろう”という思いの方が集まっております。このような公の場で胸を張って言えるくらい、劇場はとても安全な場所だと思います」と強調する。

 緊急事態宣言下での上演になる見通しだが、渡辺は「演劇は夢を作る仕事であり心の治療にもなると思います。お客様が感染しないやり方を考え続けていくことが大切です。お客様には是非観に来てくださいとは言えませんが、今回の公演は喜劇であり人情噺でもあるので、ご来場されたお客様にはいっぱい泣いていっぱい笑ってほしいです」と呼びかけた。