時代劇などで「5万回斬られた男」の異名をもつ俳優の福本清三(本名:橋本清三、はしもと・せいぞう)さんが1日午後5時26分、肺がんのため死去した(享年77)。訃報を受け俳優の北大路欣也が4日、所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。

■福本清三さんのプロフィール

 書面では「若い頃から共に切磋琢磨し、色んなことを教えてくれた大切な仲間です。別れは信じられません。福ちゃんは、名優チャップリンを崇拝し、稽古(けいこ)に没頭し続けた勇士です。今はただ感謝の思いでいっぱいです。合掌」としのんだ。

 福本さんは、兵庫県出身。映画『仁義なき戦い』(73年)、時代劇『風林火山』(05年)、映画『北のカナリアたち』(12年)、映画『日本のいちばん長い日』(15年)、映画『栞』(18年)、時代劇『名奉行 遠山の金さん』シリーズ、などに出演。日本一の斬られ役として活躍。

 14年に公開された初主演映画『太秦ライムライト』では、カナダで開催された『第18回ファンタジア国際映画祭』で、日本人初の最優秀主演男優賞を受賞した。