ギャラクシー賞テレビ部門・優秀賞受賞の“異色の”グルメ番組『ハイパーハードボイルド グルメリポート』最新作が、テレビ東京で29日(深1:35~2:20)に放送される。今回はアメリカ・黒人至上主義&白人至上主義団体メンバーに密着した。

【写真】番組の場面カット

 食うこと、すなわち生きること。食の現場にすべてが凝縮されている――。“ヤバい奴らのヤバい飯を通してヤバい世界のリアルを見る”をテーマにした同番組。リベリアの元人食い少年兵や台湾マフィア、殺し合いを繰り返すアメリカの極悪ギャング、ケニアのゴミ山で肺を病みながら暮らす少年など、これまでメディアがあまり立ち入らないような世界中のディープなエリアに潜入し、そこで暮らす人々の“飯”を徹底取材してきた。

 2017年10月の深夜に第1弾がひっそり放送されるや、放送中からネットやSNSで話題となり、回を重ねるごとに口コミで人気が拡大。「あまりにもヤバすぎる」と制作が一時ストップするも、昨年7月、ゴールデン帯で放送したスペシャル版『ウルトラハイパーハードボイルドグルメリポート』は、ギャラクシー賞テレビ部門・優秀賞を受賞した。

 各種配信プラットフォームで世界配信も行われ、注目度もワールドワイドに。ジャーナリスト・田原総一朗やお笑い芸人・有吉弘行、『闇金ウシジマくん』の漫画家・真鍋昌平氏、King Gnu・井口理など、多くの著名人が“番組ファン”を公言するなど、業界内外から熱狂的支持を集めている。

 今回の放送ではアメリカを舞台に、白人至上主義者で結成される秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)と、黒人のみで構成されるニューブラックパンサー党(新黒豹党)のメンバーたちに密着。両者はしばしば暴力をもって互いの尊厳を踏みにじりあい、何世代も越えてきた。彼らは一体なぜ、そこまで憎しみ合わなければならないのか。それぞれの“飯”に同席した時、聞こえてきた“思わぬ声”とは…。

 アメリカにとって2020年は、白人警察官による黒人男性射殺事件に端を発した反人種差別デモや、トランプvsバイデンによる熾烈な戦いが繰り広げられた大統領選挙など、まさに激動と混乱の年でもあった。そんなアメリカに生きる彼らは何を食べ、何を思うのか。

 このテーマに「興味があった」というMCの小籔千豊だが、上出遼平プロデューサー(テレビ東京)いわく「これほどコメントに窮する小籔さんを見たのは初めてかもしれません」と、内容の衝撃度の強さを伺わせる。

 さらに、上出プロデューサーは「今回扱ったのは、どこにも出口が見当たらない、とっても難しい問題。多くの日本人にとって人種問題は海の向こうの話に聞こえるかもしれません。けれどこの放送を見れば、それがあなたの家のすぐ近所で起こっている事と同じなんだと気づくはず。今回はいつもと少し雰囲気が違いますが、世界のホンの一部をいっしょに覗いてみませんか」と、呼びかけている。

 「ネットもテレ東」サービス(テレビ東京HP、TVer、GYAO!、ニコニコチャンネル)では12月29日放送の最新作を放送直後より期間限定で無料配信。さらに過去シリーズ全作を配信中の「Paravi」でも、放送直後から最新作の配信が決定している。見逃してしまった人、そしてテレビ東京が映らない地域の人はネットで、世界のリアルを目撃しよう。

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