2016年に楽天の涌井秀章投手と結婚し、2018年には第1子となる男の子を出産したモデルの押切もえ。モデル・タレント業の他にも、絵画作品の公募展入選、小説の執筆、マンションのプロデュースなど地道な努力を重ねて活躍の幅を広げてきた。そんな彼女の原点にあるのは、究極の“ポジティブ思考”。「仕事がないときでも、自分にできることを全力で探していた」という彼女が、母として息子に伝えていきたいこととは? 母として、妻としての現在地を聞いた。

【動画】息子を抱っこしデレデレ!押切もえが公開した夫・涌井投手の“パパの顔”

■「仕事で感じてきた“人との繋がり”を、これからは息子に少しずつ伝えていきたい」

――押切さんは2018年に第1子を出産されましたが、妊娠・出産・子育てを経験されたいま、ご自身に対してどのような変化を感じてらっしゃいますか?

【押切もえ】 子育てをしていて大変だなと思うことはありますが、それ以上に息子から幸せな気持ちを貰っているので、以前よりももっとハッピーに過ごせるようになりました。どんなにうまくいかないことがあっても、息子の顔を見ると明るくなれるんですよね。

――InstagramやYouTubeなどに息子さんとの微笑ましい日常動画を公開されていますが、息子さんの成長をどんな時に感じますか?

【押切もえ】 最近は自分よりも小さな子が泣いていると“どうしたの?”と息子が声をかけて、大事なぬいぐるみを貸してあげたりするのでその姿に成長を感じて嬉しくなります。息子もまだ小さいのに“優しいところあるね!”と思わず抱きしめたくなるというか(笑)。あと、主人が出ている試合をテレビで見ている影響なのか、小さなペンをバット代わりにして振るようになったので驚いています。前はおもちゃのボールを投げるだけだったのですが、打つほうもやってみたくなったみたいで(笑)。

――将来、野球選手を目指すようになるかもしれませんね。

【押切もえ】 可能性はありますよね。もしいつか“野球がやりたい”と言ったら応援してあげたいです。

――家事・育児、そしてお仕事など多忙な日々を送っていらっしゃいますが、どのようにモチベーションを保ってらっしゃいますか?

【押切もえ】 家事や育児をしている時間はとても充実していますし、お仕事も凄く楽しいのでどちらも苦ではないんです。特にお仕事に関しては誰かの役に立ったり、人との繋がりを感じたりする瞬間も多い。それが私のモチベーションになっているのかなと。私が仕事のなかで感じてきた“人との繋がり”を、これからは息子に少しずつ伝えていきたいと思っているんです。主人の仕事を見ていてもチームワークの大切さを感じますし、コツコツと好きなことをやり続ければいつか極めることができるかもしれないよ、と息子に教えていきたいです。

■息子に”家族”をどう感じさせている?「毎日のコミュニケーションを大事に」

――涌井投手は多勝利投手賞を獲得。今年は大活躍された1年でしたが、その姿を近くでご覧になっていてどんなことを感じましたか?

【押切もえ】 今年は新型コロナウイルスの影響でシーズンがなかなか始まらなかったので、家族の時間が増えたのは良かったのですが、主人は葛藤を抱えていたんじゃないかなと思います。大変な状況のなか、なんとか試合が開始された時は、いち野球ファンとして感謝しましたし、色んな葛藤や苦しみを乗り越えて結果を出した主人のことを心から尊敬しました。努力している姿も見ているので、これからも家族で支え合っていけたらと思っています。

――ご主人と遠征などで一緒に過ごせない時に、息子さんに家族の繋がりを感じてもらうために、何かしていることはありますか?

【押切もえ】 ビデオ通話をしたり、息子の写真や日々の出来事を主人にLINEで送るようにしています。それに対して主人から返事がきたら息子に伝えたり。「あの絵、上手に描けてるねってパパが言ってたよ~」とか、息子にこまめに報告して。とにかく毎日のコミュニケーションを大事にしていますね。

――ご主人の“素敵だな”と思うところを教えていただけますか。

【押切もえ】 改めて聞かれると気恥ずかしいですね(笑)。沢山ありますが、絶対に弱音を吐かないところは尊敬できますし、いつも穏やかで怒らないところも素敵だなと思います。

 私も怒るほうではないけど、昔はちょっとプリプリしちゃう時もありました。でもある日、“なんで怒らないの?”と主人に聞いたら、“怒っても何も解決しないでしょ”と言うので、本当にその通りだなと思って(笑)。それ以来、ほとんど怒ることはなくなりましたし、主人と一緒にいると本当に気持ちが楽です。 

■ネガティブだった10代後半、仕事ゼロを経験して気持ちに変化

――押切さんはいつもポジティブな雰囲気を放っている印象があるのですが、何か秘訣はあるのでしょうか?

【押切もえ】 こう見えて実は昔ネガティブだったんです。だけど、その時期を経験したからこそポジティブに切り替えられるようになったんじゃないかなって。哲学者アランの「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」という言葉が好きなのですが、ネガティブな気分に引きずられそうになった時は、“自分の意志”で楽観的な考え方に切り替えるようにしているんです。そうすると気持ちが楽になるのでオススメです!

――ネガティブだった時期についてもお聞かせ頂けますか。

【押切もえ】 以前の私は引っ込み思案で人見知りな性格だったのですが、モデルのお仕事をしている間はファッションやメイクの力で普段とは違う自分に変身できて楽しかったんですね。それで10代後半になって次のステップに進みたいと思っていたところ、自分の目標に繋がるようなお仕事が全くこなくて落ち込むんです。考え方が変わったのは、その時ですね。ネガティブに考えていても仕方がない、じゃあ自分にはいったい何ができるんだろうと考えました。現場ではただ座っているだけじゃなくて、積極的に“何か必要なことはありますか”と周りの人に聞いて。お茶出しとか、物の整理とか頼まれたことは全部、できることは徹底してやる。そんな風に、周りのことを一生懸命考えていたら、いつの間にか楽観主義に変わっていました(笑)

――気持ちを切り替えるのが苦手な人もいると思いますが、何かアドバイスはありますか?

【押切もえ】 私の場合はお気に入りのスキンケアをしたり、大好きなプリンを買って食べると自然と気分があがるので、良かったら真似してみてください(笑)。あと、寝る前にその日に起きたハッピーなことやラッキーなことを思い出すのもオススメです。どんなに小さなことでもいいので一個一個思い出して、感謝の気持ちで眠りにつくと次の日を明るい気持ちで迎えることができるので試してみて欲しいです。

――ポジティブでいること以外で大事にされていることはありますか?

【押切もえ】 “自分らしさ”を大事にしています。年齢を重ねるとどうしても肌の調子の変化を感じることもありますよね。でもそれは自然なことなので、無理をせずに自分の年齢や環境に合ったケアをすればいいんじゃないかなと思うんです。育児やお仕事に追われると、なかなか美容に時間をかけられなかったりしますけど、肌が乾燥しているなと思ったら保湿をしっかりしたり、疲れている時は早めに寝たり。毎日気付いたことを少しずつ改善すれば自分らしくいられる気がするんですよね。“健康と美容は切り離せない”と思うので、質の良い睡眠をとって、無理せずできることからセルフケアをするようにしています。

――押切さんがBEAUTY GARAGE さんと共同開発された高機能ローションミスト「MeeW プラチナコラーゲンミスト」は、忙しい日々を送っている方にもピッタリの商品だそうですね。

【押切もえ】 私も育児をしていて、5分もお風呂に入っていられない…というときがありました(笑)。手軽にケアできる美容アイテムを作りたいという思いから、この商品を共同開発させて頂きました。家事の合間や外出先でもメイクの上からシュっと吹きかけて保湿できるので、忙しい方でも気軽に使って頂けるんじゃないかなと思います 。

――では最後に、仕事や家事・育児を頑張っている方達に向けてメッセージを頂けますか。

【押切もえ】 私は10代の頃からずっと同世代の女性の方々に応援して頂き、支えられてきました。だから今度は私が世の中の女性、そして男性を元気づけられるような存在でいられたらと、そんな思いで良い商品を作ったり、明るい発信をしていけたらと思っています。いま世界中が大変な状況のなか、未来に不安を抱いたり、ネガティブになってしまったりすることもあるかもしれませんが、だからこそ自分自身が楽しめるような美容ケアをして、毎日をハッピーに過ごして頂きたいです。

(取材・文:奥村百恵)