17歳の時に初整形したことをきっかけに、これまで整形にかけた総額は1000万を超えるというインフルエンサー・美容整形ちゃん(@SiVb67hfoc)。海外でノマド生活を送りながら美容整形の情報をYouTubeで発信し、痛々しい写真とともに自身の整形手術の過程や、気絶するほど痛かった整形の体験談を赤裸々に告白。整形して表に出る人たちが世間に“ネガティブに特別視”されてしまう現状を憂い、「今は自分に自信を持てていて、本当の意味で自由」「コンプレックスを整形で克服することによって幸せに生活できることをたくさんの人に知ってもらいたい」と顔出しで発信を続けている。自身の整形について発信する意義をどのようにとらえているのか話を聞いた。

【ビフォーアフター写真】「まるでそこに存在していない人みたいだった」整形前の卒アルからダウンタイムまで、美容整形ちゃんの整形全貌

■整形をしたことで「一人の人として対等に扱ってもらえるようになった」

――美容整形ちゃんは顔出しで、多くの美容整形の体験談をSNSやYouTubeで発信されていますよね。はじめて美容整形をしようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

【美容整形ちゃん】はじめての整形は、17歳の時でした。理由はいろいろあったのですが、最終的に決断するきっかけになったのは、友人が整形ですごく可愛くなったことでした。当時は新宿でアルバイトしていたのですが、繁華街を歩くスカウトの人に、すれ違いざまに「ブス」と言われることもあって、屈辱的に感じたこともありました。友人がポジティブに変化したのを見て、シンプルに羨ましいなと思って、まず鼻にヒアルロン酸を注入する施術を受けたんです。

――最初の整形は未成年の頃だったんですね。ご両親や周りのご友人に相談はされましたか?

【美容整形ちゃん】ヒアルロン酸はメスを入れるわけでもないし、値段も2万円ほどだったので、両親に相談はしませんでした。気づいてもいなかったんじゃないかなと思います。友人にも相談はしませんでしたね。整形後にふんわり「あ、いいじゃん」とポジティブな反応をもらったくらい。

――周りの方も整形に肯定的な方が多かったんですね。整形を極めていくきっかけになったのは、そういった周りの反応ですか?

【美容整形ちゃん】新宿のカラオケ店でアルバイトをしていたことも大きかったのかもしれません。新宿を歩いているとキャバ嬢の方たちは整形している人も多かったですし。整形をたくさんするきっかけについては、周りの反応とかは関係ないかな。注入系は繰り返し続けないといけないので、メスを入れてしまった方が安上がりだと思ったし、シンプルに自分の理想を追求したいだけなんです。私は「この人みたいな顔になりたい」というロールモデルもいなくて、シンプルに自分が納得したいから整形しているだけ、という感じです。

――今まで、整形にいくらくらい投資されましたか?

【美容整形ちゃん】アンチエイジングを含めない純粋な整形は1000万円くらいでしょうか。レーザーや注入系は日々のことなので数えていないけれど、アンチエイジングも含めるともっとかかっています。

――実際整形をしてみて、ご自身の人生や生活に何か変化はありましたか?

【美容整形ちゃん】大きく変化したと思います。もともと内気な性格だったので、繁華街で男性に「ブス」と言われることで、他の場所や知り合いにも、そう言われているのかもしれないと思ってしまっていたこともあったので、異性がいる飲み会でどれだけ頑張っても、まるでそこに存在していない人みたいに目を向けてもらえなかったこともありました。けれど、整形をしてからはそういうことがなくなりました。一人の人として、対等に扱ってもらえるようになった。人目を気にしないで済むということは、自由に生きられるということだと思います。開放されたような気持ちです。

――美容整形ちゃんは今、海外を渡り歩いて生活されていますよね。そういった生活を送るようになったきっかけは? 整形もひとつのきっかけではあった?

【美容整形ちゃん】海外は昔から好きだったので、整形に関係なくそういう暮らしには憧れていました。今はPCとカメラ一つで、仕事をしながら海外を周っています。整形をしていなくても海外には行っていたと思うけど、今の暮らしを幸せに感じるのは、整形をしたからだと思います。私ははじめて整形したその時から、整形することを悪いことだと思ったことがないので、今も周りに隠さず生活しています。後ろめたいことが何もないし、自分に自信を持てているので、自由です。本当の意味で、自由。

■「私がしていかないといけないのは整形に関するイメージアップ。正しい発信をしていきたい」

――周りに整形を隠していないとはいえ、SNSやYouTubeで顔出しして発信するのは決心が必要だったのでは? なぜSNSで発信されるようになったのですか?

【美容整形ちゃん】整形に対する世の中のイメージを変えたかったんです。私は整形をポジティブに考えていますが、「整形をしている」ことで表に出ていく人たちが、ネガティブに特別視されてしまうことが多いと思っていました。だから、まずは整形は後ろめたい事ではなく、ポジティブに生活できることをたくさんの人に知ってもらいたいと思って、顔出しでのSNS発信をはじめました。

――YouTubeでは端的でポジティブな語り口が印象的でしたが、実際にお話してみると、サバサバしていて論理的な印象を受けました。でも他人の多様性を認めている感じ。そういった物の考え方は、昔からですか?

【美容整形ちゃん】幼い頃から海外にいく機会が多かったから、多様性には触れることが多かったのかもしれません。これが私のメンタルケアの方法なんですよ。たとえば私は、無理なダイエットもしないようにしているんです。整形をたくさんしていると、ダイエットも頑張っていると思われやすいんですけど、無理なダイエットをするとネガティブになっちゃうので、食事に関しては自分を許すことにしている。周りの目を気にしすぎないことで、自分のメンタルをコントロールしているんです。

 整形もそうです。失敗することを怖がっていたら、自分自身が持たないから。整形の前は、いつだってワクワクしています。だって、自分がもっとよく変われるのかもしれないんだから。

――YouTubeでは整形の失敗談も語っていますよね。それも含めて、後悔はしていない?

【美容整形ちゃん】YouTubeでは目頭切開と唇拡大に関する失敗談を語っているのですが…仕上がりが思ったようなものにならなくても、自分で把握できていないのが悪いので、自己責任だと思っています。そういうことにならないように、たくさん調べたり、自分で勉強したりしないといけないと思うんです。何かを選択する時は、いつでもそうあるべきだと思います。同じ失敗をしてしまわないように、私のYouTubeを何回も見てほしい。整形は魔法ではないので、なりたい顔となれる顔が違うこともあります。だからこそ、下調べすることはとても大事です。自分が一生懸命勉強して、考えてやったことなら、たとえ失敗したとしても後悔しないはず。私が自分に厳しいのは、自分が後悔をしないためです。

――今後、美容整形ちゃんとしてどのような活動をしていきたいですか。

【美容整形ちゃん】今後の明確なゴールはないです。時代は常に変わっていくので、海外生活で見つけたことや気になったことを、時代の変化に合わせて発信していきたい。いつかクリニックを作りたいと思ったりもするけれど、確実にできるかはわからないから、まだ無責任なことは言いたくないんですよね。とにかく、まずは私がしていかないといけないのは整形に関するイメージアップです。正しい発信をしていきたいです。