NHKで放送中の連続テレビ小説『おちょやん』(月~土 前8:00 総合/前 7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。人気喜劇一座の初代・天海天海の息子、天海一平役で出演している成田凌。一平は、のちにヒロイン・竹井千代(杉咲花)と結婚して、二人三脚で奮闘することになるのだが、それはまだ先の話。第3週は、幼い頃から子役として、いやいや役者をやっていた一平の“転機”を描く週でもある。

【写真】千代にあることを言う岡田シズ(篠原涼子)

 一平の人物像について成田は「今演じている時点での一平は、まだ若くて定まっていなくて、どういう人かわからない状態です。何を考えているかわからないし、千代に対しても、心で思っていることとは逆の言葉を伝えてしまいます。でも千代にはわかる。一平も伝わっているとわかっています。お互いに境遇が似ているからでしょうか。一平が千代にひ かれたのは、力強く生きていて、自分にウソがなく、人にもウソがなく、まっすぐなところでしょうか」と話す。

 一方、一平にとってちょっぴり面倒くさい存在が、父、天海天海とともに喜劇一座を率いてきた、須賀廼家千之助(すがのやせんのすけ/星田英利)だ。

 「千之助さんのことは単純に嫌なんだろうなと思います。でも劇団にとって必要だということもわかっている。いなくなったら困るけど、そんなやり方はやめてほしい。変わってほしい。だけど、その自分勝手な手法によって劇団が助かっているということに複雑な気持ちを抱えています。視聴者の方には、千之助さんが二人にとって味方なのかどうか、『どうなるんだろうか』という気持ちで見ていただきたいです」

 成田自身に関することをいえば、大阪制作の“朝ドラ”への出演は、『わろてんか』(2017年度後期)以来、2作目。『わろてんか』では、寄席経営に挑むヒロイン・てん(葵わかな)と夫・藤吉(松坂桃李)の長男を演じた。

 2作目とはいえ自身が埼玉県出身で、関東の人間でもあることから、「苦戦しているのはやはり言葉です。そろそろ慣れてくるころかなと思うのですが、ひとつミスしたと思うと、そのことで頭の中がいっぱいになりながら、続きのせりふを話してしまっている感じです」と、漏らす。

 ヒロインの杉咲とは、以前にもドラマ『学校のカイダン』や映画『弥生、三月-君を愛した30年-』で共演歴もある。「なによりも、ただただ杉咲花がすばらしい! 彼女がいきいきとそこに存在していれば、それで十分かなと。きっと、みんなに愛してもらえると思います。一平は、最後のほうでちょっと意外な方向にいくと思うので、それも楽しんでいただきたいです」と、視聴者へメッセージを送っている。