俳優の成田凌が主演を務め、アラサー男子6人の物語を描いた映画『くれなずめ』(2021年GW公開)に、成田演じる主人公の同級生で、高校時代は清掃委員で完璧主義者のミキエ役として女優の前田敦子が出演することが21日、発表された。前田は「現場での6人も一瞬で青春を取り戻したかのように無邪気で無防備に高め合っていて、とにかく楽しそうで、うらやましかったです。そんな強烈な男子6人の青春の片隅にいます(笑)」と撮影を振り返った。

【画像】成田凌、高良健吾らアラサー男子6人組の場面カット

 本作は、メガホンをとった松居大悟監督の実体験をモチーフにした完全オリジナルの舞台劇を映画化したもの。吉尾和希役を成田、舞台演出家として活動する藤田欽一役を高良健吾、欽一の劇団に所属する舞台役者・明石哲也役を若葉竜也、仲間内の後輩で唯一家庭を持つサラリーマンの曽川拓(ソース)役を浜野謙太、学生時代の後輩で会社員の田島大成役を藤原季節、仲間内で唯一地元に残ってネジ工場で働く水島勇作(ネジ)役を目次立樹が演じる。

 前田のほか発表された追加キャストは、“6人組”が怖がるヤンチャな同級生・松岡役を城田優。吉尾たちが余興を披露する結婚式場のウエディングプランナー・弘美を飯豊まりえ。ソースの妻・愛役を内田理央。吉尾とミキエが務める清掃委員の後輩役を小林喜日、さらにお笑いトリオ・四千頭身のボケ担当・都築拓紀が今作で演技に初挑戦する。また、滝藤賢一、近藤芳正、若松了、パパイヤ鈴木らベテラン勢も出演する。

■松居大悟監督コメント
初恋の子は周りから馬鹿にされていて、何も言えないことが悔しかった。
何年も経った同窓会で会うと、その子の中身は何も変わらないのにみんなの目が丸くなるぐらいきれいになっていて、ほら見たことか、と昔の自分と肩を組みたくなる。ミキエには前田敦子さんしかいない、と思っていました。12年の月日を感じさせて感じさせない、吉尾の初恋の人。作品にもならない時間を一刀両断してほしかった。
そして、何気ない瞬間を彩る素晴らしい役者陣にも出ていただきました。飯豊さん、内田さん、小林さん、都築さん、パパイヤさん。城田さんは大暴れしてくれて、滝藤さんは無駄づかいを楽しんでくれて、近藤さんはゴジゲン旗揚げから見てくれていて、岩松さんはその息子さんと僕と一緒に劇をやっていて。劇団公演のときはメンバーが後ろを向いて出していた声だったのに、全てに命が宿り、映画になりました。友だちと、くれなずんでもらえたらうれしいです。