女優の高畑充希が、来年1月期のテレビ朝日系木曜ドラマ『にじいろカルテ』(1月スタート、毎週木曜 後9:00~9:54)で同局のドラマ初出演にして初主演を務めることが明らかになった。新たなチーム医療ドラマが誕生する。

【写真】主演の高畑充希の別カット

 『とと姉ちゃん』『過保護のカホコ」などさまざまなドラマで主演を飾り、その高い演技力で見る人を魅了し続け、表情・感情豊かに多彩な役を見事に演じてきた高畑が今回挑むのは、“秘密”を抱えた女ドクター・紅野真空(高畑充希)。

 東京の大病院の救命救急の現場で、夢と誇りを持ちながら働いていた真空に、ある日突然“とある病”が発覚。偶然知った山奥の小さな村の診療所で、病を隠して働くことになる。なにやら怪しいバスに乗り、鬱蒼(うっそう)とした森を抜け、たどりついた“虹ノ村”で待ち受けていたのは…ヘンテコな外科医&看護師という、男2人との一つ屋根の下のシェアハウス生活だった!? まるで妖怪みたいに個性豊かな村人たちに出会い、時に笑い、時に泣き、喧嘩しながらも、熱く命と向き合って成長していく。

 今作を手掛けるのは、朝ドラ『ひよっこ』『ちゅらさん』をはじめ『イグアナの娘』『ビーチボーイズ』『最後から二番目の恋』『銭ゲバ』『ど根性ガエル』『この世界の片隅に』など、繊細に紡ぐ物語や、ポジティブなキャラクター造形などで幅広い作風で多くの人を魅了してきた脚本家・岡田惠和氏。数々の名作を生み出してきた岡田氏だが、意外にも医療ドラマは初挑戦となる。

 高齢化、そして“3人に1人ががんで亡くなる”と言われる日本において、医療モデルは、「体を治す」医療から「生活を支える」医療へと変化して、緊急救命よりも“長期間の病気との共存”、入院生活よりも“在宅医療”“看取り”を求める患者が圧倒的に増加している。

 手術がゴールではない。治したら終わりではなく、その先の物語に挑戦する。医療と暮らしは共にある――手術でも治らない、それがわかったら終わり? そうじゃない。そのあとに人生をいかに支えていくか…。さまざまな命とどう向き合い、共に人生に寄り添っていくのか――医療ドラマの“王道”とは一線を画したストーリー。

 キャラが濃すぎるキャスト陣のかけあいは、“チーム医療ドラマ”というよりは、思わず吹き出してしまう“お医者さんたちのコメディー”といっても過言ではないかも? まるでジブリの世界のような、不思議な村での映像を紡ぐのは、映画『神様のカルテ』やドラマ『僕とシッポと神楽坂』の深川栄洋監督。

 そんな今作を、高畑は「この作品は温かい気持ちになれたり、『明日も頑張るか!』という気持ちになれるドラマだと感じているので、見ていただく方の1週間の癒やしになればいいなと思っています」と語っている。