2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(作:三谷幸喜)に、俳優の佐藤二朗(愛知県出身)が“13人”の一人、頼朝の側近・比企能員(ひき・よしかず)役で出演することが明らかになった。大河ドラマは、『平清盛』(2012年)、『花燃ゆ』(15年)以来、本作が3作目。

【画像】2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』相関図

 佐藤は「僕が演じるのは“13人”の一人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げた比企能員という人物です。一歩間違っていたら、執権は北条でなく比企だったかもしれません。歴史の裏には必ず、涙を飲んだ悲運の敗北者がいます。そうした歴史の表舞台に立てなかった人物を演じるのは、ある意味役者冥利に尽きます。精一杯、歴史の裏側、影を輝かせたいと思います」と、意気込み。

 三谷作品は、ドラマ『黒井戸殺し』(18年、フジテレビ)、舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』(19年)、ドラマ『誰かが、見ている』(20年、Amazonプライム・ビデオ)に出演。「今回も三谷さんの世界観を存分に味わい尽くしながら、精一杯演じたいと思っています」と、期待を寄せる。

 主演の小栗旬とは、ドラマ『Stand Up!!』(03年、TBS)、『電車男』(05年、フジテレビ)、映画『銀魂』シリーズで共演している。「小栗が持って生まれた座長としての資質に身を委ねながら、全力で彼を支えていきたいと思っています」と、エールを送っている。

 『鎌倉殿の13人』では、きょう16日からの5日間で第一次出演者発表を行い、小栗演じる北条義時を中心とした最初の相関図を完成させる、としている。初日の16日には、北条政子役の小池栄子、北条宗時役の片岡愛之助、平清盛役の松平健、そして、比企能員役の佐藤が発表された。

■概要
 華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き──源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。義時は、どんなカードを切っていくのか──。