2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(作:三谷幸喜)に、俳優の松平健(愛知県出身)が、平家の総帥・平清盛役で出演することが明らかになった。大河ドラマは、『おんな城主直虎』(2017年)以来で、本作が8作目。『草燃える』(1979年)では、北条義時を演じたことがある。三谷作品には、今回が初参加となる。

【画像】2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』相関図

 松平は「〈平清盛〉は、700年続く武家政権の祖です。地下人から太政大臣まで上り詰めながら、貴族化していく姿は源氏への戒めの姿でもあると思います。源氏の遺児たちの命を奪わなかった情が、自らを窮地へ導く―〈清盛〉の激しい生き様、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したいと思います」と、コメント。

 三谷作品については、「物語を組み立てられるその独特の視点に、いつも引き込まれていました。これまでの三谷さんの大河作品も、悲劇を描きながらコメディー的要素も忘れない――登場人物のひとりひとりの息づかいまでもが細やかに描かれて、緩急の効いた筋運びが心地良かったですね。私が演じる〈清盛〉も、三谷流でどのような人間臭さあふれる人物になるのか楽しみにしています」と、期待を膨らませている。

 今回、ほとんどのキャストと“初共演”になりそうだという。「皆さんと呼吸を合わせて、同じ時代を駆け抜けて行きたいと思います」と、意気込みを示している。

 『鎌倉殿の13人』では、きょう16日からの5日間で第一次出演者発表を行い、小栗旬演じる北条義時を中心とした最初の相関図を完成させる、としている。初日の16日には、北条政子役の小池栄子、北条宗時役の片岡愛之助、平清盛役の松平、比企能員役の佐藤二朗が発表された。

■概要
 華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き──源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。義時は、どんなカードを切っていくのか──。