NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。15日放送の第32回「反撃の二百挺(ちょう)」に初登場する筒井順慶役の駿河太郎からコメントが届いた。

【場面写真】『麒麟がくる』第32回(11月15日放送)より

 筒井順慶は、もと大和興福寺の衆徒。代々大和土着の豪族であり、大和を支配下におこうとする松永久秀と対立。間に入る光秀と接近する。のちに光秀の与力となるが、史実では本能寺で光秀を裏切る。

【駿河太郎のコメント】
 筒井順慶は地元の方にすごく愛されてた人ということで、武将としての駆け引きの部分と人としてのおおらかさを意識して演じています。特殊メイクや衣装などからも、 単なるお坊さんではなくちゃんと武将に見えるようにしています。

 順慶は松永久秀と敵対する役ですが、吉田鋼太郎さんとご一緒できるのはすごく楽しみです。視聴者目線で見ているかぎり、鋼太郎さんは結構自由に演じていらっしゃるので、あそこまでお芝居を楽しめるのはすばらしいし、見習わないと いけないなと思っていますが、一方で順慶はちゃんと演じないといけないな と…。順慶は若くして1つの国を治めてきているので、松永だけではなく誰かと相対したときには、凜とした強さが必要ではないかと思っています。今後、久秀と関わるシーンも多くなると思いますので、どういうお芝居にな っていくのか僕自身もとても楽しみです。僕はどれだけ鋼太郎さんがふざけてもふざけないと心に決めています(笑)。

 本能寺の変のあと、順慶は光秀を助けようとしていますが、最終的には秀吉側についたそうです。ドラマの中でどのように描かれるかまだわかりませんが、自国のことや筒井家のことを考えて苦渋の決断を迫られて決断したと、ただ単に光秀を裏切ったのではない展開になっているとうれしいです。

 順慶が初登場する第32回は、光秀と順慶との出会いが描かれます。光秀と鉄砲を巡って駆け引きをしますが、その場で、自分の損得を考えながら瞬時に判断していきますので、展開がとてもスリリングですし、演じる際は、駆け引きの「間」を意識しながら演じました。普段は間を詰める演技が多いのですが、演出の方からも「存分に間を取ってください」とおっしゃっていただきまして、とても新鮮でした。是非注目してご覧いただきたいと思います。

■第32回 あらすじ
 命からがら京に戻った光秀(長谷川博己)。美濃からやってきた煕子(木村文乃)や娘たちとつかの間のひとときを過ごす。戦で失った鉄砲を調達すべく、木下藤吉郎(佐々木蔵之介)と訪れた堺で、光秀は丸薬の商いで成功した駒(門脇麦)と出会う。さらに松永久秀(吉田鋼太郎)と大和で争う筒井順慶(駿河太郎)と知り合い、駒の助けを得て大量の鉄砲の調達に成功する。手に入れた鉄砲で再び戦に出る信長(染谷将太)だったが、摂津での戦いで一向宗徒や三好の残党勢力に苦戦。さらに背後から朝倉・浅井の軍勢が迫り、再び四面楚歌に陥る。