ジオン軍が誇るモビルアーマー・ビグザムにうさみみと網タイツを履かせたガンプラ「バニービグザム」や、ガンダム型ニット帽(ネコ用は“ニャンダム”)を手編みするなど、自由な発想でガンダムを楽しむママモデラー・なみお(@wavemomchan)さんが新作を発表。衝撃的なデザインの“シャア専用ザクニット帽”を完成させた。すっかり冷え込む季節になり、コートや手袋など冬支度も本格化するなか、頭をすっぽりと覆うヘルメット型で保温性も高い本作はいったいどのように完成したのか?話を聞いた。

【写真】かわいすぎる居眠り中の“ニャンダム”ほか、シャアの“アイマスクニット帽”も

■前回のインタビューで話した「ザクを編みたい」を有言実行

――前作「ガンダムニット帽」も非常にインパクトが大きい作品でしたが、今作「シャア専用ザクニット帽」はそれを超える衝撃的デザインです。本作はどのようなきっかけで作ることにしたのでしょうか?

【なみお】(前作「ガンダムニット帽(猫用はニャンダム)」を)オリコンさんに記事にしていただいてから、家族はもちろん、色んな方から記事を見たよと声をかけていただきました。次はあれを編んで、これを編んでというリクエストもありました(笑)。

 ただ、そのインタビューで、「次はザクを編んでみたい」とお話しししていました。ザクは頭をすっぽり覆うヘルメット型なので、難しそうで作るのにずっと躊躇していたのです。でも「言ったからには有言実行」ということで、オリコンさんの記事がきっかけで作ることにしました。

――前回のインタビューが、本作制作のきっかけになったのですね。あまり時間が経っていないと思うのですが、構想から制作、完成までどのくらいかかりましたか?

【なみお】シンプルに、なおかつ本物に近いように編むにはどうするか。プラモデルを眺めたり、イラストを描きながら、一晩考え抜きました。前回もお話した通り、設計図を描いたりせずに感覚で編んでいるので、構想が決まったらあとは勢いです。頭の中にある完成イメージを、早く具現化したいと思い、5日ほどで作り上げました。

■見どころは、こだわって編み直した「動力パイプ」

――前作「ガンダムニット帽」と比較して、難易度はいかがでした?

【なみお】「ガンダムニット帽」に比べたら、格段に難しかったです。ガンダムは人の頭に被せても違和感なくフィットする形ですが、ザクは人の頭部と比べると横広なので、縦横のバランスを考えながら編むのがとても難しかったです。

――制作時、一番苦労したところはどこですか?

【なみお】一番苦労したのは鼻先の部分です。なるべく本物に近づけるよう、構想も苦労しましたし、成形も苦労しました。あまり継ぎはぎの多いものにしたくなかったので、いかに繋げて編むか、それを考えるのが本当に大変でした。

――一番こだわったところ、一番見てほしいポイントはどこですか?

【なみお】こだわったのは動力パイプですね。最初は全部赤い糸で編みましたが、やっぱり真ん中のパイプは黒にしようと、編み直しました。一番見て欲しい部分でもあります。

――ツイッターには実際に被られた写真も投稿されていますが、実際かぶってみていかがでしたか?

【なみお】今回も息子に被ってもらいました。被った状態からでも外側が見えるように編んでいるので、鏡を見て大爆笑していました。いろんなポーズをとって一番楽しんでいました。

――掃除機を武器に見立てたカットも印象的でした。

【なみお】筒が砲身、スイッチがトリガー、あれは掃除機ではなく、我が家では武器です。でも発射や発砲はせず、ゴミを吸引するのでとても安全な武器です(笑)。

――SNSで発表後、寄せられた反響はいかがでしたか?海外からは反応がありましたか?

【なみお】「ガンダムニット帽」よりは少なかったですが、今回も多くの方に楽しんでいただけたようです。「スゴイね!」という声をたくさんいただきました。海外の方からのイイネもたくさんいただきましたが、もっとたくさんの方に見てほしいですね。

――ニット、ガンプラで今後作ってみたいモビルスーツはございますか?

【なみお】ガンプラは、今までツヤツヤに塗装する作品が多かったのですが、初心に戻って塗装せず、丁寧に作りたいと思っています。

 ニットは、…ザクで燃え尽きたので、今のところ作ってみたいものはないんです(笑)。でも、突然スイッチが入るので、その感覚を大事に、閃くのを待とうと思います。そしていつか、宇宙世紀のモビルスーツコンプリートなんてできたら面白いですね。