テレビ朝日系で放送中の木曜ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜 後9:00~9:54)の第4話(12日放送)は、菜々緒が演じる警視庁警務部長秘書・長谷不二子のメイン回。「初々しい見た目で回想シーンにも挑戦」した菜々緒が、第4話の見どころを語った。

【写真】盗撮被害に遭った女子高生・映子を演じる永瀬莉子

 木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介が“影の仕事人”となり、人知れず悪をぶっ潰していく痛快なストーリーが魅力の本作。

 目立たぬことを極意とし、要人に仕える名もなき「秘書」たちの中でも、初対面の東都銀行頭取秘書・照井七菜(広瀬)をビンタし、出くわした悪者たちには強烈なキックをお見舞いするなど、その強さが際立っている不二子。彼女が強くならざるを得なかった過去が第4話で明らかになる。

 これまでにも男性を毛嫌いする発言が垣間見られた不二子。強い正義感と信念をもって警察組織という男社会の中で悪戦苦闘している不二子は、かつて柔道の稽古中、あろうことか同じ警察官の手によって、男性不信に陥るようなつらい悲劇に見舞われていた。その出来事をきっかけに、自分の身を守るための力、そして“強さ”という仮面を手に入れたのだが、それは“弱さ”と表裏一体ということでもある。

 「強い人って昔は自分が弱かったり、周りに弱い立場の人がいたり、そういう経験を経て強くなったんだと思うんです。そういうバックボーンがあるからこそ、強い不二子がいるということがわかってもらえる回になっていると思います。不二子はすごく人の気持ちがわかる人で、自分もつらい思いをしているからこそ、人が感じる痛みやつらさ、そういった気持ちに寄り添えるんじゃないかな、と思いますね」(菜々緒)

 第4話で秘書軍団の敵となるのは、警察官僚の盗撮犯。この卑劣な盗撮被害に遭った女子高生・映子(永瀬莉子)は、口封じのためにストーキングされたあげく、公園で男たちに襲われ、すっかり怯えきり、泣き寝入りも覚悟する。

 一方、自分のボスで警務部長・北島剛次(木下ほうか)が、この盗撮事件を隠蔽したことを知った不二子は、情けなさと怒りに打ち震える。“女”というだけで、悲劇に見舞われてしまった過去のトラウマがよみがえった不二子は、「逃げちゃダメ! 戦わなきゃダメなんだよ!」と、映子を強く励ます。恐怖心から逃げずにトラウマを乗り越えた不二子とともに映子を救い、卑劣な盗撮犯を懲らしめるため、秘書軍団が仕掛けるのは禁断のオトリ作戦。七人のチームワークで痛快に悪を成敗する。

 「不二子自身も諦めざるを得ない状況に追いやられた経験があるから、逃げてしまいたくなった女子高生の映子にも『逃げちゃダメだ!』と言ったんだと思いますね。自分がそうだったからこそ、彼女にはそうなってほしくない、という気持ちをすごく伝えたかったんだと思います。永瀬さんとは今回が初共演でしたが、“リアル女子高生”と聞いて驚きました!」(菜々緒)

 柔道のシーンや絶望の淵からはい上がっていく姿など、菜々緒の熱演が随所に。

 「警察の方は柔道や空手をやられていますが、不二子はもともとやっていたのではないかという話をしたりしました。仕事だけでなく、プライべートでも柔道やっているのではないかなと思うくらい強くて、男の人を倒したりもするので…。今回は初々しい見た目で不二子の回想シーンにも挑戦しました。ぜひ初々しい不二子にも注目してください。第4話では不二子がどうして強くなっていったのかという過去も明らかになりますので、そこにもぜひ注目して見ていただけたらと思います」(菜々緒)