『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、『おじさんはカワイイものがお好き。』(日本テレビ系)など、“中年男性”を主人公としたドラマが目立つ昨今。“おじキュン”や“おじカワ”といった言葉も登場するほど、空前のおじさんブームとなっている。そんな中、現代の男性たちは、同性のどんな顔に憧れを持っているのだろうか。ORICON NEWSでは、恒例企画の『第12回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』を調査。その結果、来年50歳を迎える俳優の【竹野内豊】が首位に返り咲いた。

【ランキング表】“男が惚れる男”がズラリ、10代1位はあの“謎解き東大生”

■首位返り咲きに「ビーチボーイズのときから変わらない」「同世代のお手本」

 首位を戴冠した竹野内は、2018年に同ランキングで歴代最高齢首位(当時)に。昨年は1位の座を明け渡したものの、見事に返り咲きを果たした。来年1月に50歳を迎える目前での勝利となった。

 今年は1月2日にドラマ『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』(TBS系)に出演。コロナ禍で2014年に放送された主演ドラマ『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)が再放送されたことも話題を呼んだ。ドラマ・映画ので露出は今年は少なかったが、アサヒビール『アサヒ ザリッチ』や、窪田正孝と共演している資生堂『uno』などのCMに出演中で、イケおじ代表として認知されている。

 年齢を重ねた分だけ、さらに洗練された渋みを見せている竹野内は30代以上から1位として熱狂的な支持を獲得。アンケートでは「男らしく渋さも兼ね備えたイケメンだから」(北海道/30代)、「男が見てもかっこいい顔だと思うので。こんな風に年を取りたいと思う人の1人なので」などの声があった。

 また、「年齢を重ねても『ビーチボーイズ』の頃から変わらぬ魅力的な容姿」(宮城県/50代)、(埼玉県/40代)、「“ヒゲ”の似合う人に、憧れます」(三重県/50代)など落ち着いた雰囲気とヒゲ姿も似合うワイルドさが高く評価されている。

■“恋つづ”天堂先生に男性ファンも魅了 同性が羨望するカッコよさ

 昨年10位からの大幅ランクアップでTOP3入りの【佐藤健】。今年はドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)でドSの医師を演じて、コロナ禍で“エンタメ枯れ”していた世の中に胸キュンの熱烈キスシーンも話題を呼んだ。

 そんな佐藤は「目鼻立ちが整っているというだけでなく、品格と知性を感じる顔立ち。弁護士や医師など、若手で高貴な役を任せられる、希少な存在だと思う」(神奈川県/30代)などどこを見ても欠点がないクールな目鼻立ちが絶賛されている。

 また、「誰にも愛されそうな親しみやすい顔になりたい」(千葉県/30代)、「かっこよさとかわいさの両方を持っていく気がする」(大阪府/40代)とバラエティでコンビニでのバイト経験を語るなどのかっこよさの中にある親しみやすさも人気。

 「マンガ等の実写化するなら?」のアンケートでも常に名前が挙がり、さまざまなキャラクターになりきれる表現力のある俳優であり、甘い雰囲気というより、少し尖ったクールな面も男性ウケがいいポイントとなっているようだ。来年のGWには映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開も控えている。

■3年ぶりのランクイン&ドラマで露出増 王子様系から強面まで「カッコよさが衰えない」

 2017年に10位にランクインして以来の登場であり、TOP3入りを果たした【玉木宏】。連ドラでは今年は2期連続で『竜の道』(フジテレビ系)、『極主夫道』(日本テレビ系)に出演。どちらも、ワイルドな役柄で新たな一面を見せている。放送中の『極主夫道』は漫画の世界観ともマッチしており、ドラマ放送前から実写化への期待値も高かった。

 精悍で整った顔立ちが人気の玉木に「かっこいいのとワイルドにもなれるポテンシャルもっているから」(茨城県/40代)、「ダンディな色気がある」(群馬県/30代)とタレ目で甘い雰囲気とワイルドの共存が支持を集めたポイントともいえそうだ。

 また、「清潔な王子様っぽい」(茨城県/30代)、「知的な感じがする」(新潟県/50代)と代表作のドラマ『のだめカンタービレ』(2006年・フジテレビ系)で演じた指揮者・千秋真一役のイメージも根強い。さらに「体脂肪5%?のこの体つき、顔になったら人生は悪くないでしょう!」(兵庫県/50代)と役作りで体脂肪率5%というストイックなボディメイクも同性から憧れる理由の1つとなっている。

■20代のランクインはたった2名! 好感度と爽やかさでTOP10を死守

 30代以上の俳優陣がランキングを固める中、唯一20代代表で入ったのが、7位の【吉沢亮】(26歳)と9位の【福士蒼汰】(27歳)の同世代コンビ。

 【吉沢亮】は言わずも知れた国宝級イケメンとして女性人気は高く、世代別の20代からの支持では1位を獲得。「クールだから」(埼玉県/10代)、「目が大きく、パーツごとのバランスも良い、「イケメン」を絵に描いたような顔だと思う。この人が主人公役なら、少女マンガ原案の実写映画も、誰も文句を言わないだろうな、と思う」(神奈川県/30代)などの声があった。

 ドラマ、映画の出演も続いており、来年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に主演し、渋沢栄一を演じる最も旬な俳優としても注目されている。

 ワイルド系イケメンが流行る中、色白で長身スレンダーな【福士蒼汰】。異性からの支持が大半のように見えるが、同ランキングの常連であり、「爽やかで嫌味のない笑顔に憧れる」(愛知県/40代)と周りを癒す優しい雰囲気が顔にも表れており、引き続き人気を獲得している。

 女性編が若い世代がランクインしている中、男性編は渋みが増した俳優陣が並んだ同ランキング。昨今の「おじさんブーム」も相まって、中高年の男性が「かわいい」「癒される」という対象になることも。特に男性は女性とは違い落ち着いた雰囲気と渋い声、という武器も手に入れる。俳優や芸人などある程度年齢を重ねた男性が結婚する傾向も増えているなか、経験を重ねることでにじみ出る魅力と年相応の円熟味が、同性からも“憧れ”という形で支持を得たようだ。

※福山雅治は2013年に同ランキング5連覇を達成し殿堂入り。

【調査概要】
調査時期:2020年10月26日(月)~11月2日(月)
調査対象:計500名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男性)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ