「#大人のシルバニア」というハッシュタグを用い、時事ネタやあるあるネタなどを可愛らしいシルバニアファミリーの人形を使って再現する投稿が話題のシルバニア大使(@sylvanianwriter)さん。「デートあるある」や「食券制あるある」、「セルフスタンドあるある」、また「学校で信用してはいけない言葉」や「職場がブラック化する過程」など、さまざまなシチュエーションでの出来事をシルバニアで細かく表現している。投稿には「再現度が高い」「これ本当によくやっちゃう」などの共感コメントのほか「資金力や発想力がすごい」との声も。こういった投稿をし始めたきっかけや、シルバニアの魅力について話を聞いた。

■シルバニアへの課金総額は軽自動車1台分(カーナビ付き)

――シルバニアファミリーにハマったきっかけを教えてください。

【シルバニア大使さん】たまたま某掲示板のまとめサイトで、小池Aさんの作品を目にしたのがきっかけです。シルバニアは女の子のお人形遊びとしか思っていなかったのですが、その幻想をぶち壊す作品の数々に震撼しました。

――これまでシルバニアファミリーには、どのくらいつぎ込まれたのでしょうか?

【シルバニア大使さん】軽自動車1台分(カーナビ付き)は使いましたかね。嫁に、「もうシルバニアと一緒に生活したくない」と言われました。

――(笑)! シルバニア大使さんをそこまでさせる「シルバニアの魅力」は、どういったところにあるのでしょうか?

【写真】憤慨…損をするのは期日通りに仕上げた部署? 職場がブラック化する過程

【シルバニア大使さん】人形には、それぞれ感情だけでなく、性格などの個性があるんです。そういった人形の持ち味を、いかに作品の構図やカメラワークなどで引き出すかが最大の魅力です。カプセルトイやリーメントなどのシルバニアサイズの小物が充実しているのもうれしいですね。あらゆる方面のネタに対応できる汎用性の高さもまた魅力のひとつです。

■シルバニアは底なし沼…「ちょっとだけなら…」のつもりが逃れられない…! 

――シルバニア大使さんの投稿の魅力は、「#大人のシルバニア」というタグで、漫画やアニメのパロディものや、シルバニアファミリーのファンシーな世界観にシニカルな笑いを込めているギャップだと思いますが、このような投稿形式はどのようにして生まれたのですか?

【シルバニア大使さん】パロディというよりは「再現」です。いかに忠実に再現するかが勝負。「あの作品のワンシーンをシルバニアで再現するとこうなるのか」という、ちょっと方向の違った笑いを提供できるように、日々制作に取り組んでいます。なお、この投稿形式が、ネタ切れによる苦し紛れからひねり出されたということは内緒です。

――投稿の際に、よく登場させるお気に入りのシルバニアアイテムがあれば教えてください。

【シルバニア大使さん】圧倒的なブタ率。時事ネタやブラックジョークを扱う関係上、どうしても犯罪者などの汚れ役を用意する機会が多くなりがちです。そして悲しいことに、そういった役はブタが一番しっくりとくるんですよね。これはそれぞれの人形が持つ個性ゆえのさだめ。仕方のないことなんです。

――最後に、シルバニア大使さんにとって、シルバニアファミリーとは何でしょうか?

【シルバニア大使さん】沼ですね、それも底なし沼。「ちょっとだけなら…」のつもりが…陥っている…! 肩まで浸かっている…! 逃れられない…! シルバニアの魔性…! 悪魔的エンタメ性…!