声優の宮野真守、櫻井孝宏が7日、都内で行われた中国のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』日本語吹き替え版の初日プレミア舞台あいさつに登壇。中国版キャストから「シャオヘイのせりふを宮野さん、櫻井さんに言ってほしいです」とのオファーを受け、宮野と櫻井による豪華なアフレコ大喜利が展開された。

【写真】花澤香菜に絶賛された宇垣美里

 まずは、シャオヘイの吹き替えを担当する花澤香菜が「まずは、お題を出します。『僕はシャオヘイ。妖精だよ』。これを、お2人がどうやるかという…」とノリノリで提案。これを受け、宮野が「じゃあ、先にやります」と準備を始めるも「ウェウェ…」と志村けんさんを思わせる声色に、会場からもざわつきが起こった。

 宮野は「僕はシャオヘイ。妖精だ~よ」と、右手をあごの辺りに持ってくる“リスペクト”っぷりで志村さん風アフレコを披露。櫻井から「いかんいかん、手がついてる。別のリスペクトが働いている」と指摘され、花澤も「だとよの間に『~』がついていますよ」と笑いながらツッコミを入れる中、櫻井がアフレコを担当する番となった。

 櫻井は「フォク(僕)はシャオヘイ。妖精だフォ」と、お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇っぽくアフレコを行うと、宮野が「あーあの人だ!」とうれしそうに指摘し、花澤も「妖精だフォって…」と大笑いしながら、自らも頭や手を自在に動かす松陰寺の仕草を披露。櫻井も「フォレのやつはどうでしたか? お付き合いいただき、ありがとうございます!」と笑顔を浮かべた。

 同作は、人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた世界が舞台。森が開発され居場所を失った黒猫の妖精・シャオヘイ(CV:花澤香菜)に、同じ妖精のフーシー(CV:櫻井孝宏)が手を差し伸べ、フーシーは住処(すみか)である人里から遠く離れた島へと案内する。しかし、その島に人間でありながら最強の執行人ムゲンが現れ、シャオヘイはムゲン(CV:宮野真守)に捕まってしまう。果たしてシャオヘイは、新たな居場所を見つけることができるのか。

 今作の魅力について、櫻井が「童心にかえったような気持ちで楽しめた。王道のストーリーで、普遍のテーマでありますし、見終わった後に希望が持てるものになっています。こういう形でみなさんとお会いできたのはすてきな経験でした」と力説。宮野も「劇場で見てもらえるようになって、本当に安心しています。人間のエゴによる破壊に対してどう考えるのかを投げかけられる作品だと思いますし、副題も今の状況にもすごくつながってくるなと考えています」と呼びかけた。

 最後は、花澤が「こういう状況で、未来への不安とかいろいろ新しい不安だったり、不安が多い世の中だと思うんですけど、シャオヘイが進んでいった未来はきっと明るいものだと思うし、そういったメッセージを受け取っていただけたらいいなと感じています。吹き替え版になっても、またいろんな人に広がるのだろうなと思うとうれしいです」とアピールしていた。

 舞台あいさつの進行は、宇垣美里が担当した。