テレビ朝日開局60周年記念『24 JAPAN』(毎週金曜 後11:15~ ※一部地域を除く)への出演が決まった俳優・時任勇気(29)。インタビュー現場に姿を現すと「こういうのに慣れていなくて…」と初々しい表情を見せた。俳優業への思いを語る中で、父・時任三郎(62)の話題になると「比較をされることは覚悟していたので怖くはありません。自分は自分。その思いを強く持ってやろうと決めました」と胸の内を語ってくれた。

【写真】唐沢寿明&時任勇気が初共演 『24 JAPAN』の場面カット 

 幼少期は日本のほか、カナダ、ニュージーランドで生活を送っていた。父・三郎は、家庭に仕事を持ち込まないタイプで、海外生活中は「父がどういう仕事をしているのかイマイチ分かっていませんでした」と明かす。

 俳優業とは無縁の生活だったといい「家の中では普通のお父さん。どんな作品に出るのかも特に言われなかったので、友達と映画館に行ったら予告に父が出てきて『あ、これに出るんだ』ってこともしばしばありました」と笑いながら懐かしんだ。

 しかし「11歳の頃日本に帰ってきてから、父の話を多く聞くようになりました。そこで初めて意識をして、興味を持ったことがきっかけでした」と明かすと、「でも最初は、やってみたいけど自分に自信が持てず、なかなか本格的に行動できませんでした。大学卒業が近づいて周りが進路を決めていく中で、思い切って俳優業にチャレンジしてみよう、と決心しました。誰かに言われたとかではなく、問い続ける中で自分の中で決意が固まった感じです」と振り返る。

 典型的な「形から入るタイプなんです(笑)」という勇気は、体重を13キロ落とし、筋トレで身体を鍛え、2017年に俳優業をスタート。着実にステップを踏み、話題作『24 JAPAN』の出演を勝ち取った。

 『24 JAPAN』は、世界的に大ヒットしたドラマシリーズ『24』(邦題:『24-TWENTY FOUR-』)のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生への期待が高まる総選挙当日の24時間を描く。勇気は、極秘任務に協力するCTU第2支部の暗号解析係・マイロを演じ、13日放送の第6話から登場する。

 今回の出演にあたり「いくらリメイクで設定が変わっている部分があっても、オリジナルと比較される。そのプレッシャーはあります」と本音を吐露。役作りについては「日本版のマイロとは共通点もあって、自分と重なる部分がある。今までの海外生活やルーツを振り返って、海外で育った日本人という経験と照らし合わせながらマイロに近づけていきました」と語った。

 キャストには、日本版ジャック・バウアーにあたる主人公・獅堂現馬を演じる唐沢寿明ら、豪華な顔ぶれが並ぶ。「僕は途中からの参加なので、出来上がった現場の雰囲気にドキドキしていたことを覚えています。カメラが回っているときは、緊迫した雰囲気でしたが、カットが掛かると穏やかな雰囲気。皆さんが温かく迎えてくださって、解け込むことができました」と笑顔で感謝した。

 「英語を使った演技や、海外の作品にも挑戦していきたい」と今後の展望を語った勇気。憧れの俳優として「山田孝之さん」と名前を挙げると「自分にしかできない魅力を発揮していきたいです。殺人鬼やサイコパスなど、振り切った役柄にも挑戦していきたいです」と言葉に力を込めた。

 インタビューの最後に「親子共演」を期待すると「父との関係は、前から変わらないですね。お互い撮影の近況くらいは話しますが、ごく普通の親と子という感じです。特にそういう話はしていませんが、せっかく一緒の業界にいるので、僕が父の背中に追いつけるように頑張って、いつかは共演ができたらいいなと思います」とほほ笑んでいた。