俳優の中川大志、タムラコータロー監督が7日、都内で行われたアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』(12月25日公開)のジャパンプレミアに出席した。

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 原作は田辺聖子氏が1984年『月刊カドカワ』で発表した短編。趣味の絵と本と想像の世界に生きる車椅子のジョゼは、自分の夢を追いかける大学生・恒夫とある晩に出会い、意を決して彼とともに外の世界へ飛び出すことに決める──。みずみずしく真っすぐな純愛の中、誰かを通じて自分と互いを知り前に進む姿が、楽しさと切なさ、痛みと喜びを交え描かれる。

 同映画は、『第33回東京国際映画祭』の特別招待部門に正式出品された。中川は「すごく光栄でうれしいです」と笑顔を浮かべながら「きょう、初めて日本でお客様に作品を見ていただく。ドキドキしています。楽しみです」と声を弾ませた。

 役柄について中川は「自分と年齢も近く、素に近い状態のニュートラルなトーンでお芝居させていただきました」。タムラ監督は「『自然にみせたいシーンと、記号的にみせたいシーンの演技を使い分けてほしい』とお願いしました。どちらにも偏らないバランスの良い作品を心掛けました」と明かしていた。

 また、ともにW主演を務め、ジョゼ役の声優を担当した清原果耶の話題に及ぶと、中川は「2人とも専門的に声優の仕事をしてる人間ではない。不安だったり、分からないことを共有してやりましたし、清原さんが演じたジョゼが本当にかわいくて魅力的。どんどんとのめり込んで、僕も自然と気持ちを乗せて演技することができました」と感謝していた。