「赤と白」で第25 回小説すばる新人賞、「ホーンテッド・キャンパス」で第19 回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した櫛木理宇氏のパニック・スリラー小説『鵜頭川村事件』(文春文庫※11月10日発売)が、WOWOWで連続ドラマ化される。監督は、『連続ドラマW ふたがしら』(同局)や映画『22 年目の告白-私が殺人犯です-』、『AI 崩壊』の演出を手掛けた入江悠氏。出演者などの続報は、今後順次、解禁予定だ。

【写真】入江悠監督

 本作の舞台は、日本の片隅にある鵜頭川(うずかわ)という名の村。行方不明の
妻を探す医師・岩森は、娘を連れて3年ぶりにその村を訪れた。そこは、血縁に基づく不毛な一家どうしの権力闘争が続けられる一方で、都市部から取り残されつつある若者たちが鬱憤を溜める絶望に支配された閉鎖的な空間だった。ある日、大雨で村が外界から切り離されたとき、積もり積もった人々の悪意がついに爆発する――。

 日本では少子高齢化による地方の孤立が一層深刻化している近年。ネットやSNSの浸透により現在は人々が都会に出ていくことなく自己発信が可能となり、むしろ簡単に多種多様で無責任な思想が蔓延している時代に、突然世界を襲った新型コロナウイルス。新しい生活様式の中、コミュニケーションの在り方を見つめ直し、人と人とのつながりや絆の尊さを再認識する機会が増えてきている今、本作が描く絶望の中の希望とは…。

■入江悠監督のコメント
 日本のさまざまな問題が凝縮されているかのような鵜頭川村。個人的にわたしも地方都市やローカルをテーマに作品を作ってきました。大きく社会が変容しつつある今、「鵜頭川村」を描くことによって、普遍的かつ斬新などんなドラマが立ち上がってくるのかワクワクしています。出演者・スタッフと一丸となってがんばります。ご期待ください。

■特設サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/uzukawamura/