俳優の一ノ瀬颯、小宮璃央が5日、東京国際映画祭内で行われた、“スーパー戦隊祭”から“スーパー戦隊MOVIEパーティー”と改称し、3年ぶりに復活したスーパー戦隊VS(バーサス)映画シリーズ最新作と、新スーパー戦隊の前日譚を描いた2作同時上映作品『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』のトークショーに参加した。

【写真】現在放送中の『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイレッドを演じる小宮璃央

 前シリーズの『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でリュウソウレッド/コウを演じた一ノ瀬は同役を射止めた瞬間を問われると「あの瞬間は一生忘れられない。今でも鮮明に思い出せます」としみじみ。同作が初出演の作品で「戦隊のオーディションを受ける時は『戦隊ね。いい経験じゃん。受かるわけないじゃん』と思った。それで受かったと聞いた時は、鼻水、涙、手汗が止まらなかった。ダラダラ(笑)。でも、それぐらい感動しました」と懐かしんだ。

 現在放送中の『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイレッド/熱田充瑠を演じる小宮は同じ質問に「僕も一ノ瀬さんと一緒で鮮明に覚えてます」と同調した。「事務所に呼んでいただいて、社長さんとか幹部の方、お偉いさんたちが会議室にいて『やらかしたかな?』って思ったら『スーパー戦隊の配役が決まりました』と。受かると思っていなかった。頑張るしかないな、と不安とワクワク感を覚えました」と思い返していた。

 それぞれの役柄についてもトーク。コウは「レッドのイメージそのもの」と一ノ瀬。時に無鉄砲ながら、周りが支えたくなるような存在で「僕はコウと違って、考えて考えて考えても行動できない石橋を叩いて壊す感じ(笑)。自分の性格との乖離が激しい。監督にも『日々の生活でもコウでいろ』と言われて、大声を出していました」と役作りを振り返る。小宮は「レッドは熱血のかっこいいイメージがあったんですけど、充瑠は弱々しい文科系の男の子。イメージと真逆でした。だからこそ役作りも難しかった。変身したらテンションが上がって強気になるので、違いを見せるのが難しかったですよね」と口にしていた。

 同作で、『キラメイジャー』は本放送に先駆けて映画が公開されるという初の試みが行われた。「変身していないんですけど先行公開で出たのは44年の歴史で初めて。なかなか、そういう経験はいただけない。うれしかったですね」とにっこり。見直したか聞かれると「今は恥ずかしくて見られない…。5年後、10年後は笑い話で見られると思うんですけど今は生々しい…」と照れ笑いを浮かべていた。

 最後に、一ノ瀬から小宮にアドバイスが。「(小宮は)僕と同じような感じ。(スーパー戦隊が)俳優としての土台のすべてを作ってくれた存在。今でも、どの現場に行った時も元にするのは『リュウソウジャー』、スーパー戦隊だった」と明かしながら「最後まで充瑠を一番愛せるのは小宮くん。まずは愛して、もっと愛されるキャラクターにして。1年間、役を大事にすることを覚えたら、何をするのにも役に立つ。日々、楽しんで、大事に。あとは手洗い、うがい」と金言。小宮は「なかなか、こういう機会はない。ありがたいです。熱田充瑠を愛し、愛されるように頑張ります!」と感激していた。

 そして、今後の見どころについて「30話になるまで、あっという間でしたね。今後、どうなっていくのか予想もつかない展開になる。飽きられないように、愛されるように頑張っていきたい。見ていてください」と呼びかけていた。