最新のドラマ満足度調査ランキング(10月20日~26日放送を対象)は、テレビ東京の深夜ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』が100Pt満点中79Ptを獲得。根強い人気を誇る『科捜研の女』シリーズ(初回77Ptで2位)を抑え、首位にランクインした。こじらせ童貞と爽やかイケメンのピュアな恋心を、赤楚衛二と町田啓太が演じる。ファンタジックな純愛ストーリーは、BLというジャンルを超えて視聴者の心をつかんでいるようだ。

【ランキング表】『ルパンの娘』、『危険なビーナス』ほか、気になる話題作の順位は?

 10月8日に放送開始した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』は、「チェリまほ」として知られる同名コミックが原作。「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」の1位を獲得し、累計80万部と突破した話題作である。

 童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない主人公・安達清(赤楚衛二)。思わぬ力に困惑するが、社内一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)の好意が自分に向けられていることを知ってしまう。戸惑う安達だが、恋心が全開の黒沢の真剣な想いを知り、次第に心を開いていく。ロマンティックな演出も満載のラブコメディとなっている。

 初回放送の満足度は27Ptとまずまずの結果だったが、2話目で63Ptに急上昇した。視聴者から寄せられたコメントは、赤楚と町田の演技力について「2人が穏やかで可愛らしい」、「演技がうまい」。内容については「テンポよく楽しめる」、「原作の魅力をうまく落とし込んでいる」。

 BLというジャンルについては、「人間的な魅力をうまく描いているところがいい」と、評価は総合的に高い結果に。満足度は「視聴量」で伸び悩んだかたちだ。

 童貞キャラを初々しく演じる赤楚は、「仮面ライダー」シリーズや映画『思い、思われ、ふり、ふられ』に出演した注目株。本作が、連続ドラマ単独初主演となる。一方、“王子様”の存在感をかもす町田は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合)で主人公の義弟役を演じ、その後も出演作が絶えない実力派だ。また、脚本はラブコメを得意とする吉田恵里香、監督は『チア男子!!』で長編デビューした風間太樹で、新進気鋭のスタッフが名を連ねている。

 これから2人の恋愛はますます発展していくだろう。恋愛ドラマが豊富な今期ドラマのなかで、本作がどんな存在感をみせていくのか注目だ。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

(※初出の記事では、見出しで「嫌悪感ない」というユーザーコメントを抜粋していましたが、誤解を招く表現でしたので削除、また記事内でも同様のユーザーコメントを引用した部分があり、削除致しました。謹んでお詫び申し上げます。
2020年11月7日 0時50分)