俳優の斎藤工が主演を務める映画『シン・ウルトラマン』(2021年初夏公開)のスタチュー(立像)が、円谷英二さんの出身地・福島県須賀川市の須賀川特撮アーカイブセンターで、初お披露目された。

【写真】庵野秀明氏や樋口真嗣監督と並ぶ立像

 1966年に誕生した特撮テレビドラマ『ウルトラマン』を現代社会に登場させる同映画は、企画・脚本を庵野秀明氏、監督を樋口真嗣氏が務め、『シン・ゴジラ』(16年)を大ヒットに導いた盟友タッグが再び手を組んだ。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(54年)の現代社会での再構築であったように、本作も当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃をもたらすことを目指す。

 須賀川特撮アーカイブセンターは、円谷さんが礎を築いた特殊撮影技術や制作された作品に関連する資料等を収集、保存、修復および調査研究し、それらを通じて市民が特撮文化を顕彰、推進することを目的としてきょう3日に開館した。立像は、庵野氏と樋口監督たっての要望で急ピッチで制作を進め、高さ約2メートル、映画で登場する立像の33分の1サイズとなっている。

 庵野氏は「日本中にある特撮ミニチュアの作品、資料を保全するために第2号、第3号とアーカイブを設立して、将来的にはミュージアムや特撮スタジオを建てるなど『特撮』の未来に繋がっていくところまでたどり着けたらと思います」とコメント。樋口監督は「細部にこだわって作っているので、よく見てもらいたい。特に耳に注目してください!」」とうれしそうに感想を述べた。

 同センターは午前9時から午後5時まで開館。毎週火曜日は休館日。『シン・ウルトラマン』立像は来年春ごろまで展示予定。