タレントの中山秀征が4日、都内で行われた『パラリンアート世界大会』の表彰式に出席。来年のテーマを「笑顔」と発表し、日常生活が一日でも早く戻ることを願った。

【写真】書道パフォーマンスを見せる中山秀征

 本大会は、「障がい者がアートで夢を叶える世界をつくる」を理念に、障がい者が生み出すアートを活用し、社会生活と経済的自立を目的とする障がい者自立推進機構が主催。今年は3月16日からアート作品を応募し、世界33ヶ国と1代表機構から“平和”をテーマとした作品が869件集まった。

 同機構の理事を務める中山は、表彰式の中で書道パフォーマンスを披露して、来年のテーマを発表。「笑顔」について中山は「コロナ禍でまさに一番大事」とし「コロナに笑顔までぜったいに奪わせない。働く現場やみなさんが目標を持って日常生活を行う中で、笑顔がこれから最も必要になる」とテーマを選んだ理由を話した。

 続けて「今年のテーマは平和でしたが、日本に住んでいますと何をもって平和かと考える機会はあまりありません。世界各国、文化によっては戦火の中で平和を求める人がいる。人によっては、水を一杯飲めた幸せが平和かもしれない。日常生活の中で、そういった考えをすることはなかなかありません。コロナによっていろいろと考えさせられました」とコロナ禍でさまざまな思いを巡らせたことを明かした。

 そして「日常生活を送れないだけで、今までとは違う流れになってしまいました。『普通とは何か』を考えさせられました。それでも、笑顔が生まれ、一つひとつが世界につながることで、ひとりでも多くの方が笑顔になってくれると思います。平和とは何かを見つめ、また日常を送れる日がきたら」と、もとの生活が戻ることを期待した。