ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で16日より配信開始となるナショナル ジオグラフィックのオリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』。新型コロナウイルスの世界的流行が収束に至っていない中、米ロサンゼルスで本作のプレミア・イベントが開催された。会場はサンタモニカ空港。ドライブイン・シアターでの野外開催となった。マスク姿でキャストも参加したイベントのレポート&写真が到着した。

【動画】日本版予告映像も解禁

 本作は、レオナルド・ディカプリオが製作総指揮に名を連ねる、米国初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」に抜てきされた宇宙飛行士7人の実話を描くヒューマンドラマ。

 今回のプレミア・イベントは、空港のバーカー・ハンガー(格納庫)の横の広大な敷地に巨大スクリーンを設置。参加者は全員、自分の車で会場へ。セキュリティ・チェックを受けた、係員の指示に従って車を停車させ、ラジオを指定されたFMに合わせると、車内に本編の音が流れてくる仕組み。何か必要なことがあれば車のハザード・ランプを点滅させれば、直ぐに係員が来て対応してくれる。上映前にサンドウィッチや飲み物、スナックが入ったボックスが配られ、参加者は車内で飲食しながら、第1話と第2話を鑑賞した。

 物語の舞台が1950年代から60年代ということもあり、上映前の会場ではオールディーズのヒット曲が流れ、まるで当時にタイムトリップしたような、ノスタルジックな雰囲気漂っていたという。ドライブイン・シアターでしか味わえない貴重なプレミア・イベントとなった。

 この度、日本版予告映像も解禁された。『マーキュリー・セブン』は、アカデミー賞4部門に輝いた1984年公開、フィリップ・カウフマン監督による傑作映画『ライトスタッフ』と同じく、トム・ウルフのノンフィクション小説を基にしているが、今回はドラマシリーズということで、映画以上に、それぞれの宇宙飛行士や家族とのヒューマンドラマがより深く描かれている。

 リアルで迫力満載の飛行シーン、当時を忠実に再現した美術や衣装も素晴らしく、命がけで宇宙への夢に挑むマーキュリー・セブンと呼ばれた7人の宇宙飛行士役の役者たちの芝居も大きな見どころだ。

 第1話と第2話では、ドラマ『SUITS/スーツ』に出演したパトリック・J・アダムス演じるグループのリーダー的存在でアメリカ人初の地球周回軌道に成功したジョン・グレン少佐と、『リミットレス』のジェイク・マクドーマン演じるアメリカ人初の宇宙飛行に成功したアラン・シェパードとの間に競争心が芽生えていくのが感じられるが、今後2人の関係がドラマを盛り上げていくことになりそうだ。

 そしてプレミア・イベント当日の朝、アメリカの人気番組『GOOD MORNING AMERICA』に自宅から出演したアダムスは、この作品からどんなことを視聴者に
受け取ってもらいたいかと聞かれ、次のように語っていた。

 「NASAの始まりであるマーキュリー・セブンのストーリーは、素晴らしい時代を描いている。人々は当時、なにか不可能に思えることを成し遂げるために、(立場や意見の)違いを脇に追いやったんだ。今そのことを僕らに思い出させてくれるのは、とても大事なことだと思う。僕らにもそういうことができるんだよ」

 コロナ禍で、ハリウッドでは春から映画館でのプレミアは基本的に行われていな
かったが、今後ハリウッドではドライブイン・シアターを使ったプレミアが増えていくかもしれない。

 ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』(全8話)は16日より第1話と第2話を一挙配信開始、第3話以降は毎週金曜日に順次配信。