女優の木村文乃が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『七人の秘書』(22日スタート、毎週木曜 後9:00※初回20分拡大スペシャル)に、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズやドラマスペシャル『白い巨塔』、かつては『相棒』シリーズにも出演していた、俳優の岸部一徳がレギュラー出演することが明らかになった。今回は、主人公たちと対峙する極悪政治家、財務大臣の粟田口十三(あわたぐち・じゅうぞう)役。「最近あまりなかったので、懲らしめられる側に回るのが楽しみです」と、ノリノリで悪に徹する構えだ。

【写真】木村文乃ら5人の“秘書”たちの集合カット

 同ドラマは、目立たぬことを極意とし、要人に仕える名もなき「秘書」たちと、その元締めとなる「影の男」が、副業の「人助け」で金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃。理不尽だらけの日本社会を裏で操り、変えてゆく…。そんな“影の軍団”の暗躍を描く。

 望月千代(木村)、照井七菜(広瀬アリス)、長谷不二子(菜々緒)、朴四朗(読み:パク・サラン/シム・ウンギョン)、風間三和(大島優子)ら5人の秘書たちと、情報屋の鰐淵五月(室井滋)、そしてこのメンバーの元締めとなる萬敬太郎(江口洋介)らと対峙することになる粟田口は、政財界に幅を利かせる日本のドン。

 一見穏やかで自分の秘書たちにも優しく接しているが、腹の底では見下しているという実にイヤな男。京都生まれの柔らかい関西弁で誰とでもフランクに言葉を交わす一方で、用心深く、何を考えているのかわからない、人間関係において最も恐ろしいタイプ。不遇の生い立ちをバネに単身政治の世界に飛び込み、多くの人を踏みにじって、一代で現在の地位までのし上がった。その“地位”にすり寄ってくる各界トップとの人脈を利用し、さらなる“権力”を欲して暗躍し続けている。

 政治家を演じるにあたり、「実際の政治の世界にも押しの強い人ってきっとたくさんいるはず。きっと粟田口のような人もいるんだろうな、と思いながらやっています」と、岸部。

 政治家の秘書をしていた萬をはじめ、“七人の秘書”たちとは少なからず過去の因縁があり、7人との関係も見どころ。

 「『こういう人たちと出会って相談したいな』と思える7人のドラマになればいいなと思います。実際にいたら僕も頼みたいことがあるんだけど(笑)、きっと観てくださる方にもそう感じてもらえると思います。楽しく観られてスッキリした気分になれるはず」と作品への自信ものぞかせていた。