俳優の玉木宏が11日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『極主夫道』(毎週日曜 後10:30)の放送を前に、共演の川口春奈、志尊淳と合同囲み取材に参加した。“不死身の龍”と呼ばれた元極道であり今は主夫となった主人公を演じる玉木、その妻でキャリアウーマンの美久役の川口、龍の元舎弟・雅役の志尊のほかにも個性的なキャラクターや漫画原作に近づけたビジュアルが話題を呼んでいる今作。常に笑いが絶えない、というにぎやかな現場の模様を明かした。

【場面ショット】極道ルックなのに…エプロン姿でコロッケを作る玉木宏&志尊淳

 まず1番長く撮影時間を過ごしているという玉木と志尊。玉木は「役からすると、雅は美久よりも長くいる時間があった人物なので、兄貴と弟分の関係がこの作品の肝になってくる。時に厳しく、というか大体、厳しくしているので…」と笑うと思わず志尊は「厳しすぎますね」とポツリ。

 「この前も100%の力で思い切りビンタして…今まで殴るとかのアクションでも、本当に当てることはないのですが、ビンタに関しては遠慮なくバチーンといかせていただいて。そこはリアルに映っているのでは」と全力で臨んだそう。川口からも「雅がすごくみんなに殴られていて…(笑)。愛らしいキャラクターだなと。1話を観て個人的に思いました」」と健闘を称えられ志尊は「05秒くらい記憶を失いました。アレ?って…雷が落ちたみたい。人生で1番キレのあるビンタをくらえた」と大満足だったよう。

 やられたい放題の雅のキャラづくりは今作の監督である瑠東東一郎氏のこだわりでもあるそう。「違う作品で僕がアクシデントで叩かれたシーンを観て『志尊の叩かれる顔がすき』と。僕もそこに楽しさが芽生え始めた。いかに気持ちよく殴ってもらえるか。このドラマにおける、コミュニケーションのひとつ。登場人物がほぼ大ボケの中で、ツッコミとして、受け身かつアクションを起こす役柄。それぞれのキャラクターとの化学反応がやっていて楽しいですし、それぞれが愛らしいキャラクターになっているし、すべてみどころだとは思います」と振り切った演技をみせてくれそうだ。

 漫画チックな表現も三次元としての面白さに変換するのはもちろん、玉木のコワモテな“不死身の龍”スタイルにも注目。「初日からのどをつぶしかけた」というほど身体を張って龍に挑む玉木に、川口は「毎日撮影しているなかで、パッと玉木さんの顔みるとまんま、原作の龍に見える瞬間があって鳥肌が立つ。原作よりパワーアップした龍がいて、玉木さん自身が器用なのかな? 本当に完璧な主夫」と感心する。

 志尊は「雅を演じるにあたって、龍のどこがすきか実際に演じてみないと感じられないところもあると思うんですけど、漫画では断片的なところも玉木さんが演じると愛らしい。このひとのことがめちゃくちゃ好きという気持ちは、玉木さんの人間性でも芝居の力でもある。玉木さんの龍に常に関わっているので、全部が龍なので、玉木さんじゃないと生まれないものがたくさんあると肌で感じています」と撮影1ヶ月を経て絶大な信頼を置いた。

 撮影では竹中直人、くっきー!、滝藤賢一らが演じるクセのある役者たちによる演技合戦もあり、志尊は瑠東監督に「ひとついうとしたら、カット掛ける前に、笑わないでほしい(笑)」とクレームを入れるほど。玉木は「あの人(竹中)は妖怪。来るなと思ったら倍以上の力でくる。今後もゲストの方がでるんですけど。昨日も春奈ちゃんがその人につられて笑いから抜け出せなくなったり…人に釣られて笑ってしまうみたい」というと志尊は「僕は笑いは堪えないようにしています。世界観から逸脱しないようにもう笑っちゃう!」と吹っ切っているそうで、和気あいあいとした3人の雰囲気からも、楽しげな現場の様子がそのまま伝わってくるようだった。