お笑いコンビ・爆笑問題、作家の辻仁成氏らが所属する芸能事務所・タイタンでマネージャーを務めている八木順一朗氏が監督を務め、お笑いコンビ・まんじゅう大帝国の竹内一希が主演の映画『実りゆく』が、2日より長野県先行公開、9日より東京・新宿武蔵野館ほか、全国で順次公開される。

【写真】爆笑問題とラジオでトークするまんじゅう大帝国・竹内

 堤幸彦監督、大根仁監督らを擁する、オフィスクレッシェンドが主催する「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」の第3回大会に、八木監督が『実りゆく長野』を出品したところ、惜しくもグランプリを逃したものの“堤幸彦賞”と“MI-CAN男優賞”を受賞。本編を望む声が数多く寄せられたことから、タイタン代表の太田光代氏の手により、ついに映画化が決定した。

 撮影は、長野県下伊那郡松川町のりんご農家で敢行。撮影中の2019年、台風19号が長野県を直撃して豪雨被害に見舞われた経緯から、映画の力で長野の魅力を伝え復興に導けたらという想いも込められている。キャストには田中要次、三浦貴大、小野真弓、山本學といったベテラン俳優陣も集結し、本人役として、島田秀平や爆笑問題も出演するなど、豪華な顔ぶれがそろった。

 このほど、爆笑問題とまんじゅう大帝国が対談を行った。

【田中裕二】マネージャーが監督で、主演が後輩で。なのに出演は山本學さんや田中要次さんなどの名優と共演されていて、いまだに信じられない。短編でなく長編映画になっていて、不思議な気持ちになりました。まんじゅうは2人ともよかった。やったことのない演技に挑んでよくできるなあと。違和感がなかった。

【竹内一希】演技すること、恥ずかしくはありました。しかしやらなくてはいけないので、精一杯やりました。

【田中永真】よかったと言われてうれしいです。僕は感情をだすシーンも多く、本名と同じ役名だったので、苦労しました。自分と役のキャラクターが違いすぎるので。

【竹内】爆笑問題さんとのシーンは、僕だけは段取りありましたが、全編アドリブでした。ラジオのスタッフさんも本物のスタッフさんに出演していただきましたね。

【太田光】俺がうまいね。一番うまいのが俺で、一番下手なのが田中。

【田中(永)】映画の試写会の後、若手の芸人で話していたのですが「太田さんの演技は上手いのだけれど田中さんがなんか変じゃなかった」と話になりました。(笑)

【竹内】スクリーンの中でも、いつも通りの太田さんでした。

【太田】なんか田中の演技、前のめりなんだよ(笑)

【田中裕】マネージャーが監督でなければ映画出演していなかったけれど。

【太田】映画を作ることしか考えていないからね、八木は。それじゃあマネージャーとしては使い物にならないじゃない(笑)。GLIM SPANKYはもともと好きだけど、彼女たちの歌う主題歌「By Myself Again」が素晴らしかった。贅沢だよ、かなり。山本學さんや田中要次さんの表情もすばらしかった。

【田中裕】本当、贅沢だと思う。自主制作くらいのクオリティだと思っていたら、本格的な作品だった。