昨年、NHK総合で放送された国民的映画『男はつらいよ』の主人公、フーテンの寅さんこと車寅次郎の少年時代を描いたドラマの続編『少年寅次郎スペシャル』が制作されることが発表された。総合/BS4Kで12月4日・11日(後10:00~10:45)の2週にわたって放送される。

【写真】1年前の少年寅次郎たち。どれくらい成長しているか楽しみ

 原作は、寅次郎の生みの親、 山田洋次監督の小説。昨年、岡田惠和氏が脚本を担当し、女優の井上真央が寅ちゃんの育ての母・光子を演じた。昨年のドラマは、昭和11年2月26日、車家に勃発した226事件から始まった。雪の前夜、帝釈天の参道にある団子屋の軒下に置かれていた赤ん坊は、この家の子どもになる。そして腹違いの妹・さくらの誕生、小学校時代に始まった戦争と父の出征、初恋…そして、その後の寅次郎につながる家出。葛飾・柴又を旅立った寅次郎の1年後を前後編で描く。

 最愛の妹・さくらへの思い、亡くなった母・光子への思慕、さまざまな思い出が旅先の寅次郎(14歳)の胸をよぎる。土曜ドラマでは明かされなかった幼い寅次郎の泣き笑いエピソードや、1年経って成長した(?)寅次郎のとっておきの物語。故郷が恋しくなった寅次郎は、果たして家族のもとに帰るのか…。寅次郎少年を演じた藤原颯音・井上優吏が再登場。取り巻く家族や柴又の人々――毎熊克哉(平造)、泉澤祐希(竜造)、岸井ゆきの(つね)、山時聡真(昭一郎)、きたろう(正吉)、石丸幹二(御前様)も出演。語りも前回同様、原由子が担当する。