俳優の松尾スズキ、大竹しのぶ、宮沢りえ、小池徹平が6日、東京・Bunkamura シアターコクーンで行われた『COCOON Movie!! 芸術監督名作選』の初日舞台あいさつに出席した。

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 同企画は、過去に上演された舞台作品の収録映像を劇場で上映するもの。初代芸術監督・串田和美氏が手がけた『もっと泣いてよフラッパー』(2014年)、2代目芸術監督・蜷川幸雄氏が演出を務めた『下谷万年町物語』(2012年)、3代目芸術監督・松尾が手掛けた『女教師は二度抱かれた』(2008年)、『キレイ―神様と待ち合わせした女―』(2014年)、『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』(2016年)がラインナップされた。

 発起人の松尾は「昔の演劇は、改めて見ることが出来ないのが当たり前だった」と切り出すと、「今では、立派なカメラや音声技術があって放映できる。生配信も増えてきたけど、どうせなら大きな劇場で上映する機会を作りたいなと思ったんです」と企画意図を説明した。

 女優として「舞台はその時のモノという考えて生きてきて、特に劇場中継とかで見られることはあまり好きじゃなかった。『アップになるな~!』という思いと、お芝居なので全体を見てもらいたい気持ちもあった」と本音を明かした大竹だが、「こういう時だからこそ出来ることもある。少しでも劇場の空気を味わえることは、すごいすてきだなと思います」と笑顔で賛同。

 小池も「すごいすてきな企画。劇場に足を運ぶ機会が増えることは素晴らしいこと」と語り、宮沢は「自分が出た作品はもちろん、過去に見逃した作品は、もう見れることがないと思っていたので大スクリーンで私も体験したい」と声を弾ませた。

 また、大竹らをキャスティングして「どういう舞台を作りたい?」という質問を受けた松尾は「皆さん力があるので美術なしの素舞台をやりましょう。3人が無人島に流れ着いて、一つの食パンを奪い合って、誰が生き残るのか?という話をやりたいですね」と想像を膨らませていた。