コブクロが3日、自身初となる無観客配信ライブ『KOBUKURO STREAMING LIVE』を行い、ライブ初披露の新曲「灯ル祈リ」を含む全12曲を爆笑トークとともに届けた。

【ライブ写真】SNSでも爆笑反応続々 冴え渡るコブクロのMC

 本来は秋から全国ツアーが予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響で中止に。それに代わるものとして開催を決めた配信ライブは、昨年8月の台湾公演以来1年2ヶ月ぶりのステージとなった。

 午後7時半ちょうどに開演し、バンドメンバーの待つステージに拳を掲げて登場する2人。「KOBUKURO STREAMING LIVEへようこそ! コブクロです。久しぶりのライブ、今日は画面を通してみんなと一緒に楽しい時間を過ごせることをめちゃめちゃ楽しみにしていました。黒田と僕、そしてバンドメンバーと愛すべきスタッフと一緒に最高のライブを届けます」と小渕が第一声をあげた。

 印象的なピアノの美しいメロディーが奏でられ「君という名の翼」で幕を開け、「Million Films」へ。ライブ定番の人気曲を2曲続けて歌うと、“名物”のMCに突入する。慣れない無観客ライブに黒田俊介は「今日は俺の得意なお客さんイジりが全くできない」とボヤきつつも、「万が一スベった時用に」とスタッフが作ってくれたという“笑い”の効果音を発動し、「これでスベり知らず」と“舌好調”。安定の面白さにSNSでは「コブクロのMCやっぱりめっちゃおもろい」「MCで泣いてる(笑いすぎて)」と盛り上がった。

 小渕健太郎は黒田をイジりつつも、「こうして無観客でやらせていただく大きなライブというのは初めてですけど、僕らはストリートでやっていた時、(最初は)お客さんもいませんでしたし、ライブハウスのステージに初めて立った時も、お客さんがいっぱいにはならない時期というのもありました。今回の無観客というのはそういう意味でお客さんがいないんじゃない、こんな時代でも画面を通して待っていてくれる人がいる。そんな無観客ですから。僕はこの無観客の“無”を、“夢”と書きたいね!」と熱い想いを伝えた。

 コロナ禍で延期となった東京オリンピック/パラリンピックのアスリートたちに思いを馳せた「今、咲き誇る花たちよ」に続いては、「流星」「桜」とヒット曲を立て続けに披露。聴き手に優しく語りかけ、背中をそっと押して勇気づけるような歌として響いた。

 そして、10月14日発売のニューシングル「灯ル祈リ」収録の新曲「Lullaby」へ。いまだ不安を感じる日々を過ごすすべての人たちに向けた“子守唄”で、「ただ通り過ぎてく この時間も 幾年か先の日々を支える 想い出になる」と穏やかに歌った。

 ステージを降りてフロアに移動した2人は、カンテレ・フジテレビ系で放送中の福士蒼汰主演ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(毎週火曜 後9:00)主題歌シングル「灯ル祈リ」をライブ初披露。外出自粛期間中、小渕と黒田がリモートで制作したという力強くドラマチックなバラードでオーディエンスを圧倒し、スモークとライティングの演出でも魅了した。

 SNSでは「灯ル祈リ、かっこよすぎて魂震える」「灯ル祈リが凄まじい」「灯ル祈リの照明の演出すごい…きれい……」と称賛の声が相次ぎ、この日のクライマックスと言えそうな熱演となった。

 アンコールは、これまでのコブクロの数々の名曲のタイトルを歌詞に散りばめた“幸福な1曲”「晴々」で締めくくり。軽妙なMCも含めてコブクロの魅力を凝縮した全12曲の「神セトリ」で、初の“夢観客”ライブに幕を下ろした。

■『KOBUKURO STREAMING LIVE』セットリスト
01. 君という名の翼
02. Million Films
03. 今、咲き誇る花たちよ
04. 流星
05. 桜
06. Lullaby
07. 陽だまりの道
08. 灯ル祈リ
09. 潮騒ドライブ
10. 轍-わだち-
11. 神風
【アンコール】
EN1. 晴々