放送開始から50年を迎えた『遠くへ行きたい』(読売テレビ:毎週日曜 前7:00~、日本テレビ:毎週日曜 前6:30)。旅番組の先駆けであり、昭和、平成、令和と旅を続けてきた番組の“長寿”を祝って、10月4日、11日の2週にわたって50周年スペシャルの放送が決定した。

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 おなじみの旅人・竹下景子、春風亭昇太、鈴木ちなみの3人が、番組史上初となる3人旅に挑戦。番組の原点である上野駅の中央改札前に集合し、過去に番組が訪れた場所や都心の意外な穴場を訪れ、さらに2500回を超える旅から選りすぐり&貴重な映像を振り返るスタジオトークやタイムマシンにのって、50年の歴史を振り返る。

■遠くへ行きたい50周年スペシャル~前編

 旅のはじまりは、上野駅の中央改札口から。ここは1970年の第1回放送時に永六輔さんが最初に旅立った場所。竹下景子、春風亭昇太、鈴木ちなみ、3人揃って50年後のいま、再びここから『遠くへ行きたい』の旅は始まる。

●あの女優さんが、こんな旅を!? 厳選VTRには驚きが満載!

 続いて、上野公園内にある「伊豆栄 梅川亭」の特設スタジオから3人がVTRを見ながら、50年間の『遠くへ行きたい』を振り返る。2500回を超える放送のなかからテーマごとに選ばれたVTRは、選りすぐりの貴重映像ばかり。

 まずは1970年代を中心にした「あの女優たちの旅姿」。20代の倍賞美津子に梶芽衣子、松坂慶子ら、VTRを見る3人からは思わず「きれい!」「大人っぽい!」と感嘆の声も。

 続いて「驚きの瞬間に出会った!」旅を見る3人。2016年、柴田理恵が北海道で出会った光景に一同びっくりする。「そこでしか味わえない料理」のVTRでは1982年に渡辺文雄さんが広島で体験した野趣あふれるタケノコ料理に3人は「うわあ!」と目を丸くする。さらにVTRの中の、ある料理がスタジオに登場する。

 多くのアーティストも旅をしてきた。1976年、神奈川の湘南を旅する松任谷由実(荒井由実)は、地元の方と気さくにおしゃべりをする姿が印象的。

 若い自分の旅姿をみて今だから話せる秘蔵インタビューも。武田鉄矢は、故郷への旅が、その後の仕事に大きな影響を与えたと振り返る。宮本信子は、新婚時代に伊丹十三さんと旅した京都の映像を見ながら「はずかしい、でも幸せな気持ちにもなる」と語る。「時代とともに、旅のスタイルは変わってきた」――そう実感する3人のトークは止まらない。

●永六輔さんが訪れた「東京の知られざる場所」とは?

 『遠くへ行きたい』史上初となる3人旅。最初に向かうのは、永六輔さんが37年前に訪れた、東京・神田明神前の甘酒屋「天野屋」。創業は1846年。戦後に建てられたという趣ある建物は、年代物の掛け時計やアンティークに囲まれ、VTRのなかの光景そのまま。永さんを案内した6代目の天野さんに3人は話を聞く。この場所では江戸時代から甘酒造りが行われてきたそう。なぜ、この場所で? その秘密は、地下にあるという。いまでは天野さんと息子さんしか入れないその場所にカメラが潜入。そこにあったものとは!?

■遠くへ行きたい50周年スペシャル~後編

●上野公園の横に、意外な穴場を発見!

 竹下景子、春風亭昇太、鈴木ちなみの『遠くへ行きたい』3人旅。上野動物園のすぐ隣に意外なスポットがあると聞き、向かう。それは1627年創建の「上野東照宮」。徳川家康公をまつった神社で、日光まで行けない江戸の人たちのために日光東照宮に準じた豪華な社殿として建立されたもの。金色に輝く社殿と鮮やかな色彩の唐門は国重要指定文化財。普段も外観は見学可能ですが、今回は特別に社殿の中にカメラが入る。「こんな近くに、こんな場所があったなんて!」と3人も感激。

●「遠くへ行きたい」視聴率NO.1の回とは?

 再び「伊豆栄 梅川亭」の特設スタジオからVTRを見ながら、3人が50年間の『遠くへ行きたい』を振り返る。「名優たちの一人旅」は、原田芳雄さん、寺尾聰、三國連太郎さんとそうそうたる旅人たちが、個性的な旅を繰り広げる。

 「もう見られない風景パート1」は、1978年の青森を走る五能線のなかで出会った行商のお母さんたちや、1971年に出会った恐山のイタコなど貴重&迫力の映像が満載。実は『遠くへ行きたい』視聴率NO.1の回がこの中に。いったい、どんな旅なのか? 一同も大爆笑の旅とはいかに?

 「奥深い美味・珍味」のVTRでは、ウニの土瓶蒸しや焼きガニなど、おいしそうな料理がたっぷり。そのなかで、2010年の北海道旅で出会った珍しいごちそうがスタジオに登場。 「巨匠たちの不思議な旅」では伊丹十三さん、萩本欽一といった巨匠によるユニークで刺激的な旅が紹介される。なかでも映画監督の今村昌平さんの旅のインパクトは強烈で、3人それぞれが「刺激を受けた旅」についてトークを行う。

 VTRの最後は「もう見られない風景パート2」。京都の市電や人形浄瑠璃など、変わりゆく日本の風景に3人はしみじみと見入る。そして50年間の旅を振り返った3人があらためて発見したこと、またこれからの旅について語る。