黒×白のキュートなフェイスと、ユニークな仕草で多くの人に愛されたスコティッシュフォールドの“すこんぶちゃん”。昨年4月に突然亡くなってしまい、深い悲しみの中にいた飼い主さん(@kobcya)の元には、現在新たに6匹の保護猫が。再び猫たちと暮らし始めることができたきっかけと、すこんぶちゃんへの思い、そして新たな夢を聞いた。

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■4月に愛猫が他界…また猫と暮らす気持ちに踏み出したきっかけ

――まずは、現在一緒に暮らしている猫たちの猫種、性別、歳を伺えますでしょうか。

現在うちにいる子はすべて、動物愛護団体「高円寺ニャンダラーズ」の保護猫で、里親さんが見つかるまでの預かりです。全員がMIXの子で11カ月、5カ月、4カ月の3組の姉妹、兄弟が暮らしています。

――保護猫活動は、いつ頃からされているのでしょうか?

2019年8月15日からです。すこんぶが亡くなってちょうど4カ月後です。

――すこんぶちゃんがいなくなってしまって、本当につらい思いをされたと思います。新たに保護猫を迎えるまでに思い悩んだことや、心の葛藤はありましたか?

すこんぶが元気な頃から保護猫預かりボランティアの話を打診されていて、まずは、ミルク猫(離乳前の子猫)を預かるということになっていました。4月にすこんぶが亡くなって、悲しくて悲しくて無気力になってしまい、預かりボランティアの話が具体化できないまま立ち消えになり、ただ悲しい日々を過ごしていました。

――そんな日々を変えてくれたきっかけはなんだったのでしょうか?

保護猫活動をしている「高円寺ニャンダラーズ」の副代表の方と再度、話す機会があり、たくさん話を聞いてもらいなぐさめてもらったんです。

――どんなお話をされたのでしょうか?

先代のポセイドンを亡くした後にすこんぶを迎え、悲しくて思い出すのも辛かったポセイドンの話を自然とできるようになった、という経験もあったので、いつかはまた猫と暮らすだろうとは思っていました。それでもしばらくはまだ…と及び腰になっていた私たちに、副代表は「ペットロスはペットでしか癒せないと思うけど、今はまだと思うなら無理をしなくていい。悲しいのは当たり前。それなら新しい家族を待っている子たちの居場所を作ってあげるのはどうか?」と提案してもらいました。

――その言葉が、後押ししてくれたんですね。

猫と暮らす知識があって場所もある。それを無駄にするのは確かにもったいない! と預かりを始めることを決意しました。

――前向きになれるきっかけになったんですね。

今では、預かり以外にレスキュー活動も積極的に参加しています。いろいろな生い立ちの猫に会って、考えさせられることもたくさんありますが、いい経験になります。

――ペットロスを癒してくれたのも猫だったんですね。

これもまた副代表の言葉なのですが、「1匹救えなかったら次は2匹を救う」この言葉に強く共感し、すこんぶや亡くした先代たちを忘れずに目の前の子たちに向き合っていきたいと思っています。

■コロナ禍での里親会 “保護猫”が選択肢になることがうれしい 

――里親会も積極的に開かれていますが、保護猫活動を通して感じていることをお聞かせください。コロナ禍で猫を迎える人、悲しいことですが手放す人などが増えているという話も聞きます。

コロナの時期だからというわけではなく、猫と暮らしたいと思った時に、保護猫を選択肢に入れてくれる方が多くて嬉しく思います。コロナ禍で里親会の開催ができず、新しい家族との出会いを作ってあげられなくて申し訳ない気持ちでした。

――出会いを待っている猫はたくさんいる、ということですね。

春で子猫が増える時期でもあったので、運営的にもとても大変だったのですが、ありがたいことにTwitterやFBなどのSNSの呼びかけにたくさんの方に賛同して頂き、支援物資やご寄付を頂きました。

――SNSを通して、多くの方から反響があったんですね。

先の見えない未曾有の状況だったのにも関わらずご協力いただいて、とてもありがたく心が温かくなりました。また、里親会が再開されてからはとても多くの方にご来場頂き、話を聞くと今までは留守の時間が多かったから躊躇していたが、在宅勤務になったのでこれから猫と暮らせるのではないか、とおっしゃる方が多い印象でした。

――家にいる機会が増えたことが、いい変化だったのかもしれませんね。

リモートワークが解除されても、変わらず猫との生活を大切に思ってくださる方に里親様になっていただきたいです。コロナの影響は大きかったですが、反面良いこともあるんだなぁと思いました。実際我が家も主人が在宅勤務になったので預かり猫の頭数が増えました(笑)。

■個性豊かな猫たちとの生活 「家猫最高じゃん!!」な生活を送ってほしい

――今家にいる猫たちの1日の日課で、特徴的なものはありますか?

夜人間が寝る前におやつをあげる時間があるのですが、私たちがテレビを見たりしてうっかりしていても、だいたい同じくらいの時間になるとソワソワ、ニャーニャーと騒ぎ出し、アピールしてきます(笑)。腹時計が正確すぎてすごいなーと思います。

――なるほど(笑)。猫ちゃんによって違いはありますか?

性格が全然違うので、時間関係なく甘えてくる子、他の子が来ない時だけ甘えてくる子、夜ベッドに横になったときだけ甘えに来る子、と甘え分けをしてくれてるのが分かります。改めて早く「うちの子」になって、思う存分甘えられる生活をさせてあげたいなぁと思います。

――猫と暮らし始めて長いと思いますが、これまでを振り返って、@kobcyaさんが猫たちといて一番幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?

いやもう、毎日毎時間幸せなのが猫との暮らしです(笑)。猫がいないと掃除や整理整頓がおざなりになって、生活が荒れますね(笑)。でもあえていうなら、一心不乱にごはんやおやつを食べてる姿を見てる時。あとは、ソファでうたた寝して起きたらお腹の上で猫も寝ていたのに気づく時、ですかね。

――毎日一緒に生活している猫たちにしてあげたいと一番思っていることはどんなことですか?

今うちにいる子たちはお外にいた子が多いので、毎日おいしいごはんをたっぷり食べて、ふかふかのベッドでスヤスヤ眠り「家猫最高じゃん!!」な生活を送って欲しいと願っています。

――今後猫たちと一緒に実現させたい夢はありますか。

いつか広い猫ハウスで暮らしたいです! キャットウォークや天井まであるキャットタワー、お外がよく見える大きな窓、もちろん猫ドアがあって猫たちが自由に家を行き来できる…そんな猫ハウスで暮らすのが夢です。