女優の瀧内公美、福田麻由子が15日、都内で行われた映画『蒲田前奏曲』(25日公開)の特別先行上映の舞台あいさつに登壇した。

【集合ショット】瀧内公美、川添野愛らとともに登場した福田麻衣子

 本作は、蒲田出身の女優・松林うららが企画・プロデュース。4人の監督が、各自の手法で、売れない女優マチ子の眼差しを通して、“女”であること、“女優”であることで、女性が人格をうまく使い分けることが求められる社会への皮肉を、周囲の人との交わりを介在しながら描く連作長編となる。

 セクハラがテーマとなる第3番「行き止まりの人々」(安川有果監督)に出演した瀧内は「私自身は#MeToo、やセクハラに関して普段から何かを考えている人間ではない。こういった題材をやらせていただくことが正しいのか悩んだんですけど、うららさんの思いを聞いて作品と安川さんを信じて自分のやれることはやろうと思った。うららさんの気持ちを大事に演じたつもりです」と思いを語った。

 大学時代の友人5人の女子会がテーマの「呑川ラプソディ」(穐山茉由監督)で、婚約を発表する麻里を務めた福田は「私が演じた麻里は『結婚することになった』と言う。結婚したら家庭に入って、結婚が女性にとっての幸せという価値観を持つ女性。この作品は社会が求める“女らしさ”というものに疑問を投げかける作品。その中では、ある意味で異質な存在なのかな。でも、この作品のステキなところは麻里のような価値観も否定はしない。それぞれの生き方、選択に対してフラット。それが新たしいかな」と魅力を語った。

 福田は、メインキャストの1人である伊藤沙莉と過去に『女王の教室』で共演している。この日は伊藤が仕事の都合で欠席となったが「『女王の教室』のあとに『霧の火』というスペシャルドラマで姉妹の役をやった。沙莉が妹で。それも、なかなかおもしろいので、見ていただきたいです(笑)。たまに会ったりはしていたんですけど、共演はそれ以来」話す。撮影現場での伊藤の印象については「小学校の同級生に久しぶりに会ったような感じです。なんとも言えない。何も変わらず、そこにいてくれてうれしかったです」と笑顔を見せていた。

 舞台あいさつには、松林うらら、川添野愛、和田光沙も登壇した。