日本テレビ系連続ドラマ『極主夫道』(毎週日曜 後10:30)が、10月11日にスタートする。主演の俳優・玉木宏が極道から足を洗い、専業主夫となった“不死身の龍”を演じる本作。そんないまだかつてないヒューマン任侠コメディが都内でクランクインを迎え、現在、順調に撮影が進んでいる。

【場面カット】”コワモテ元極道”玉木宏の料理姿

 『全国書店員が選んだおすすめコミック2019』で第2位、累計200万部突破のおおのこうすけ氏による人気漫画『極主夫道』(新潮社『くらげバンチ』連載中)を実写化。コワモテだけど、愛情深くて実はかわいらしい元最強の極道“不死身の龍”が、専業主夫の大変さや楽しさを知りながら、トラブルや悩みを爽快に解決する仁義なきヒューマン任侠コメディ。玉木のほかに、龍の妻“美久”に川口春奈、龍の元舎弟“雅”に志尊淳が決定している。

 現場に入った玉木は黒のスーツにサングラス、顔には大きな傷跡が刻まれているなど、“不死身の龍”と呼ばれた伝説の極道にふさわしい佇まい。そんな龍が妻・美久(川口)のため“愛夫弁当”を作るというのが最初のシーンだ。

 原作の龍と同じように“SHIBAINUエプロン”を身に付けると、どの食材を使うかなど、瑠東東一郎監督と話し合いつつ動きを確認する玉木。サングラス越しの目線の送り方まで細かくチェックする。そして冷蔵庫から取り出したネギをまな板に置くと、「成仏しいや」とドスの利いた声が…。シュールな状況がやけにおかしく、現場から笑いが起こった。

 元極道らしく、龍の流儀は、ドス風包丁で料理すること。“ドス風包丁”には“龍”の文字が刻まれ、美術スタッフのこだわりを感じさせる。そんな得物を手に取ると、玉木はリズミカルにネギを刻む。続くニンジンも力強く刻み、ハンバーグの食材であるミンチ肉をこね、卵焼きを作り…と、普段から料理をしているとあって手際の良いところを見せた。

 なお今回、龍の家として撮影に使用するのは住宅街にある一軒家。家主の好意により美術スタッフが腕をふるい、原作の世界観を踏襲したセットに仕上げられた。キッチンは生真面目な龍の性格を反映させ、こじんまりとしながらも整然とした装いに。部屋には猫好きの夫妻らしく猫グッズが散りばめられ、棚には美久が好きなアニメ「ネオポリスガール」のフィギュアが並ぶなど、この作品に懸けるスタッフのこだわりが行き届いている。初日からコミカルなシーン撮影が多く、笑いの絶えなかった撮影現場となった。