映画『インデペンデンス・デイ』(1996年)などローランド・エメリッヒ監督が、20年に及ぶリサーチを経て完成させた映画『ミッドウェイ』が、11日より全国公開される。このたび、本編映像の第3弾として、歴史が大きく動くきっかけとなり、のちにミッドウェイ海戦へと繋がる“真珠湾攻撃”のシーンが解禁された。歴史的大事件が最先端の技術で再現され、“破壊王”の異名を持つエメリッヒ監督ならではの圧倒的スケールで描かれた本作の一部を観ることができる。

【動画】映画『ミッドウェイ』“真珠湾攻撃“編

 映像は、ハワイ諸島・真珠湾に停泊していたアメリカ海軍の艦隊を、日本軍の艦上機部隊が急襲する場面からはじまる。1941年12月7日(日本時間8日)、戦争の早期終結を狙う山本五十六大将(豊川悦司)の命により、山口多聞(浅野忠信)や南雲忠一(國村隼)がアメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。

 艦からほど遠い民家が揺れるほどの、銃爆撃の雨が降りしきる中、予期せぬ突然の攻撃に唖然とするアメリカ海軍。「負傷者は艦内へ、他の者は戦闘配置」と立て直そうとするも、日本軍の艦上機部隊になすすべもなく甚大な被害を受ける。大きな戦果を上げた日本と、大きな痛手を負ったアメリカ…。この真珠湾攻撃をきっかけに、兵力と知力のすべてを注いだミッドウェイ海戦へと突入していく――。

 真珠湾で大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな太平洋艦隊司令長官に、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)を立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍。情報部のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)が、次の目的地をミッドウェイと分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。

 アメリカ軍のカリスマパイロット、ディック(エド・スクライン)率いる爆撃機が出撃。空母、軍艦、潜水艦、戦闘機など、あらゆる近代兵器を駆使した壮絶な激突へのカウントダウンが始まった。司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦──日本の運命を決した3日間を描く。激戦の勝敗を分けたのは何だったのか…。日米双方の視点によって歴史的海戦の全貌を描き出す。