仲良く並んでいたと思ったら、「ヒューン!」という効果音とともに猫が1匹落下する動画。ゆっくりと落ちていく妹猫のサラを助けようとする兄のロイの姿に、「萌え」「“あっ!”と声が出た」「効果音と合ってておもしろい」と多くの反響が寄せられた。ミックスで2歳の兄妹ロイ&サラを始め、同じくミックスで13歳の兄妹ノア&ココ、シャムミックスで5歳のソナ、ミックスで4歳のミロの6匹の保護猫、さらに保護犬のケイちゃんと暮らす飼い主さんに、個性あふれる動物たちとの日常を聞いた。

【動画】「そこに2匹は無理だよ」ぶらーんぶらーん、からのシュッ…思わず声が出てしまう落下の瞬間

■ある猫との出会いで芽生えた“里親”への気持ち

――全員保護猫ということですが、ご家族として迎えたきっかけを教えてください。

猫は好きでしたが、今まで犬としか暮らしたことがありませんでした。軽い猫アレルギーだということと、薬などは服用してないのですが、徐々に免疫ができたのか今では猫アレルギーの症状はほぼ出なくなりました。

――そんな中、猫と暮らし始めることになったのは?

ある時、知り合いの会社の倉庫で子猫が見つかり、里親が見つからなければ保健所に連れていかれると聞いて胃が痛くなるくらい悩み、「その子を迎える!」と決意したんです。でも、里親になると伝えたときにはすでに他に里親さんが決まったとのことでした。

――タッチの差だったんですね。

そうですね。でもその時に、自分の中で猫と暮らすこと、里親になるという気持ちが新しく芽生えました。私が里親になることで、また保護できる猫が増えるとボランティアさんに言われたことがあって、その言葉が頭に残っています。その後、今の猫たちを家にお迎えしました。

――犬のケイくんも一緒に生活していますが、猫たちとは仲良く過ごしていますか?

ケイちゃんは猫に対しては無関心です。なので、そばで寝られても、猫たちに毛づくろいをされてもあまり気にしていないようです(笑)。そんな穏やかなケイちゃんのことが猫たちは好きみたいです。とくにミロはケイちゃんが大好きです。

――ハンモックから落ちるのを助け合うロイとサラ兄妹の動画は、とても微笑ましいですよね。猫ちゃんたちそれぞれ、相性はあるのでしょうか?

全体的にみんな仲良しですが、兄妹のノア×ココ、ロイ×サラの組み合わせはとくに多いような気がします。でもノア×ミロ、ノア×サラ、ミロ×ロイ×サラ、ソナ×ミロ、ソナ×ロイ×サラも多いです。

――なるほど。逆にあまり見ない組み合わせも?

ノア、ココ×ソナの組み合わせはあまり見ないですね。ソナは自分より年下のお世話が好きなようです。末っ子のロイサラは甘え上手なので、先輩猫たちにうまく甘えて可愛がってもらっている印象です。

■猫用YouTube鑑賞でテレビに突進!? 個性豊かでにぎやかな毎日

――それぞれのチャームポントを教えてください。

ケイちゃんは本当に性格が良く、空気を読めるところ。平和主義のノアはハートに見える黒いお鼻、お姫様気質でマイペースなココは、両手両足の白い靴下と手袋。甘えん坊のソナはキレイな色の目と長いしっぽ、フレンドリーなミロは、ときどき見せる謎ポーズもチャームポイントです。

――謎ポーズ!(笑)

ミロはいたずらも多くていろいろやらかします(笑)。たれ目が特徴的なロイは、甘えん坊ですぐひざにのぼりついてきます。末っ子気質で甘え上手なサラは、兄妹のロイと同じ大きなくりくりの目がとてもかわいいです。

――猫たちの1日の日課で特徴的なものはありますか?

ミロはとくに食いしん坊なので、ごはんが欲しいときはこちらを見ながら棚の上の飾りをスッと落とします。サラはテレビが大好きで、猫のためのYouTubeをよく見ています。テレビが壊れるんじゃないかというくらい画面に向かって突進しています。

――ロイサラのじゃれ合いがとてもキュートですが、猫たちを見ていて思わず笑ってしまった珍行動は最近ありましたか?

サラのおもちゃに対する反応に笑います。猫じゃらしのような自動のおもちゃで、顔にバシバシ当たっているのにいつもその当たる場所に行くので、顔に当たるのが好きなんじゃないかなと思っています。あと、基本的におもちゃにはあまり興味のないノアが、ある猫じゃらしだけは大好きで、移動するときに咥えて運んでいるのがおもしろかったです。

■猫グッズ制作へ広がる夢 幸せをくれる猫たちに恩返ししたい

――SNSを始めたきっかけは? 始めてから、ご自身や猫ちゃんの生活で変わったことがあれば教えてください。

会社をやめたときに、何かやってみようと思って何気なくインスタを始めてみました。始めていくうちにフォロワーさんが増え、事務所からお声掛けをいただいたり、猫に関するお仕事をしたり、自分でも猫の首輪などを制作販売するようになりました。保護猫のために何かできることはないかなと売上げの一部を寄付したりできるようになったことが大きいです。

――猫たちといて、一番幸せを感じる瞬間はどんな時ですか?
ふとした瞬間、私のそばで猫たちが寛いでいる姿を見た時や、私が部屋を移動するたび、ぞろぞろと猫たちも一緒に移動してくるときに幸せだなと感じます。と言っても、元気で楽しく、いつも一緒にいてくれるだけで幸せです。

――最後に、今後猫たちと一緒に実現させたい夢があれば教えてください。

首輪だけでなく、猫に関するグッズ、たとえばキャットシェルフや食器などをつくることが夢です。夢は広がるばかりです…。いつも幸せをくれる猫たちに恩返しがしたいです。