俳優の寺島進が演じる、型破りな医師・大藪彦次郎(おおやぶ・ひこじろう)が京都を舞台に活躍するドラマ『ドクター彦次郎』シリーズの第5弾が13日(後9:00~10:54)にテレビ朝日系で放送される。

【写真】“和柄”の手作り布マスクをした彦次郎

 『ドクター彦次郎』は、タコ焼き屋台店主から転身した異色の人情派ドクター・彦次郎が、医師ならではの目線で事件の謎を解く人気ミステリー。2015年10月に「土曜ワイド劇場」枠で第1作を放送して以来、毎回大好評を博してきた。

 主人公の彦次郎は、強面な上にガラッパチな言動が災いし、初対面の人物にはまず医師だと信じてもらえないものの、医者としての腕は超一流。人間の持つ自然治癒力を大切にする彦次郎は、診察はもちろん、悩み事相談や夫婦ゲンカの仲裁まで、患者の問題にとことん真剣に向き合い、街の人々から“彦ちゃん”とよばれて親しまれている。

 最新作では、遺伝子学の権威である医大教授が毒殺される事件が発生。第一発見者であり、被害者と共同研究を行ってきた超エリート医学博士・花井舞香(矢田亜希子)に疑惑が集中する。被害者が絶命する直前、現場に駆けつけたことから、彦次郎はまたしても事件に首を突っ込むことになるのだが、最先端の遺伝子検査のデータを重視する舞香と、まずは目の前の患者の訴えに耳を傾けるべきという昔ながらの医療方針の彦次郎は激しく対立する。

 しかし、舞香に意外な過去があることが判明し、2人は急接近!?  彦次郎となじみの旅館女将・小川志乃(黒谷友香)や、志乃に片思い中の京都府警刑事・後白河孝麿(宇梶剛士)との関係も微妙に変化していくことに。その後、さらなる事件も起きて、なんと彦次郎が殺人容疑者に!? はたして一連の事件の真相は? 彦次郎と舞香、志乃、後白河の関係も見どころだ。

 本作では、寺島以下、戸田恵子、宇梶、鷲尾真知子、ビートきよし、黒谷らのレギュラーメンバーが、息の合った演技を見せているほか、矢田、小堺一機、山下容莉枝ら演技巧者のゲストたちが新たな風を吹き込み、涙あり笑いありのヒューマンミステリーを作り上げる。

 また、本作では主人公が医療に携わっていることもあり、新型コロナウイルスとともに生きる、2020年の生活様式を物語に反映。彦次郎は“和柄”の手作り布マスクを身に着け、遠隔診療にもトライしている。彦次郎だけでなく、ほかの登場人物もマスクやフェイスガードを着用していたり、早朝太極拳のシーンでは青空の下、参加者がソーシャルディスタンスを保つ姿も描かれたり…と、ウィズコロナ時代の新たな日常を丁寧に描く。