NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。8月に発表されたキャストの一人、片岡鶴太郎が扮(ふん)する摂津晴門(せっつはるかど)のビジュアルが公開された。

【写真】先行公開された第23回の場面写真

 『太平記』(1991年)以来の池端大河出演となる片岡が寄せたコメント、「今回は『麒麟がくる』の出演者の中でも、一番の悪役と聞いております。裏で画策する摂津晴門。この企てるたくらみの眼をご覧くださいませ」というとおり、「老獪な室町幕府官僚」というコピーとともに、ずる賢い、くせ者感漂うビジュアルに仕上がっている。

 晴門は、幕府政所頭人という要職にあり、義輝、義昭にいたるまで室町幕府の執務を取り仕切る。幕府の存続を第一に考える保守的な人物で、信長とともに上洛した光秀と幕府のありようをめぐって、ことあるごとに対立する。

 同ドラマは、本能寺の変を起こしたことで知られる明智光秀(長谷川博己)を通して、旧来の秩序や価値観が崩れ、未来が見えなかった室町幕府の終わりを、最新の研究による新しい解釈も取り入れながら描いている。