タレントの大竹まことが、4日放送のTBSラジオ『ACTION』(月~金 後3:30)のゲストコーナーに生出演。曜日パーソナリティーを務めている武田砂鉄氏が、大竹がパーソナリティーを務める文化放送『大竹まことゴールデンラジオ!』(月~金 後1:00)内の「大竹紳士交録」に隔週火曜日に出演している縁から、局の垣根をこえた共演が実現した。

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 『ゴールデンラジオ』後に『ACTION』に生出演した大竹は「呼んでいただいて、心から感謝しております」とあいさつ。武田氏が「大竹さんの番組は、3年くらい出させてもらっているんですけど、時事的なことを15分くらい話すので、ちゃんとお話したことはないですよね」と切り出し、大竹へのインタビューがスタートした。

 大竹は「きょうのゲストで『こうすればよかった』とか、たくさん思っていますよ。ラジオってけっこうグラデーションあるじゃないですか。チキさんの番組でバシってやるところとか。(ACTIONの時間帯に前にやっていたのは)『デイ・キャッチ』だったじゃないですか。『デイ・キャッチ』は、硬い話題から柔らかいのから両方やっていますよね」とTBSラジオの特色にも触れながらトークを展開。

 続けて「オレは年寄りだから、流れ流れて、私コメンテーターでもなんでもなくて、ただのお笑いをやっていたのが、行く先々の水に合わねばってやっていたら、今ここにいるっていう感じ」と分析。武田氏から、大竹が『ゴールデンラジオ』のゲストコーナー直後で反省している姿をよく見ると指摘されると「学習しない、できないって言った方がいいかもしれないけど。毎回失敗するので、学習すればいいじゃんって思うんだよね。ただ、台本見ない。最初から開かないから。ひどい時は、始まって1時間半くらい経ってから、忘れたって気付いて。後で見ると、すげー大事なことが書いてあるんだ。それが抜けるんだよね」と明かした。

 ゲストに対峙する時の心境については「オレみたいなものが言うのもなんだけど、バカは与し易いんだよ。問題は、オレより頭のいいやつが来るわけ。だから、オレの基準は相手が(心を)開いてくれたか、くれないかっていうことなんだよね。入ってきた時に、だいたいわかるっていうかね」と独自の基準を説明。「めったにないけど(心が)開かない人が開いたりっていうのがたまにあると、ちょっと楽しい」とラジオならではの醍醐味を語った。

 武田氏が「いつも思うのは、大竹さんは『知らない』っていうことをおっしゃるじゃないですか。それってなかなかできることじゃない」と話すと、大竹は「だって、わっかんねーだもん(笑)。でね、しかもね、わかんない上にね、オレの理解度が足りないのもあるんだけど、わかんないだけじゃない。間違えるんだよ」と返答。その後、昨今の芸能人が政治的な表明をすることに対する“圧力”について、武田氏が「大竹さんは思ったことを吐き出されますよね。どういう思いで…」と向けた。

 大竹は「正直これも流れというか。『TVタックル』っていう番組が30年近くやっているのかな。その間に、政権が変わったりするんだけど、与野党の政治家さんが好きなことを言う。だったら、オレらも言いたいことを言うしかないんだよね。その流れだから、テレビでも言っていたんだから、ラジオでも別に…』と持論を展開。「僕は話しちゃいけないことがそんなにあるとは思えないのね。ダメなら終わるだろうと思うから。政治的な動きでだろうと、視聴率が落ちたであろうと、ダメな時は終わるだけ」としながら「砂鉄さんなんか見ていると、言いたいことが先にあるっていうのがわかるから、それは大事だよな」と語った。

 武田氏は「ラジオを聞いていると、大竹さんいつも『おかしくない?』って言っているんですよ。それってある種、当たり前なんですけど、今って、理由とか理論がないと、それを言っちゃいけないっていう雰囲気があって…」と今の状況について指摘。大竹は「それでも気を使っているんだよ。本当は『おかしいだろ!』って言いたいんだけど、しょうがないから「おかしくないか?」って言っているんだよ。だけど、このご時世だから…」とバランスをとっていることを明かした。

 武田氏は「極端な話をすれば、りんごが好きって言うと、みかんが好きな人のことも考えろよって言われる世の中なので。自分の感情としてわいてきたものを出すというのが大事。直っていう感じを聞いてくださっているんじゃないかな」との思いを吐露。大竹は「芸人だからなのかね。どんな逆境でもあれじゃない。笑いたいじゃないか。だから、笑えることには一生懸命かもしれない」と言葉に力を込めていた。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。