女優の山口真帆が5日、東京・ヒューリックホールで上演される浪漫舞台『走れメロス~文豪たちの青春~』東京公演開幕直前取材に登壇した。昨年5月の事務所移籍後、報道陣の前に初めて姿をみせた山口。今回が舞台初挑戦とあって「わからないことが多々あったのですが、みなさんのお力添えをいただき初日を迎えることで精一杯頑張りたいと思います」と気合十分。「(キャスト)みなさん、優しかった…」と感謝すると、共演の千原せいじから「“厳しい環境”で育ってきたからみなさんが優しくしてる!」とさっそくイジりの洗礼を浴び、苦笑しきりだった。

【写真】太宰治役・内博貴も和の装いで…取材会の模様

 
 同舞台は小説家である太宰治の若き頃を題材に、太宰とともに当時をかけぬけた親友で作家の檀一雄が書き上げた回顧録『小説 太宰治』をベースに、高校卒業後上京し、東京大学に入学後、小説家を目指すなかで井伏鱒二や檀一雄ら文豪との出会い、太宰が愛する女たちとの浪漫と波乱に満ちた日々が描かれる。山口は太宰の愛人の一人として知られる山崎富栄を演じる。

 せいじのイジりに主演の内博貴は「すぐ言うやん!」とツッコミを入れ、キャストは和気あいあいとした雰囲気。けいこ中に苦労したことについては「シーンによってすぐに感情がかわったりするので切り替えが大変でした」としつつも「それもみなさんからアドバイスをたくさんいただいて頑張りました」とはにかみながら明かした。

 すると内は「すごいと思ったのが、初舞台なのに、けいこ中でも演出家の方が『山口さん、ああして、こうして』というじゃないですか。大体、初舞台の人って『かしこまりました!』みたいな感じじゃないですか。肝が据わってるなと思ったのが、返す言葉が『なるほど…』『…了解』って。この子はスターになるな」と山口の“大物ぶり”に感嘆の声を上げる。

 これにはせいじも「根性座ってるから! バッチバチやで!」とはやし立て、山口は「納得する言葉に自分の中で落とし込めたので。なるほど、そういうことかって納得があったので…」とタジタジになりながら弁解していた。このほか、会見には、室龍太、湖月わたる、谷村美月、なべおさみらも参加した。