アイドルグループ・欅坂46の結成から5年間の集大成となる初のドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』(高橋栄樹監督)があす4日に公開される記念し、『前夜祭イベント中継付き上映会』が3日、東京・渋谷ストリームホールで行われた。キャプテンの菅井友香ら9人が登壇したイベントの模様は、全国98ヶ所128スクリーンで生中継された。

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 本作は、2015年8月21日に結成された欅坂46の5年に密着。3月に一度は完成し、4月3日に公開を控えていたが、新型コロナウイルスの影響で公開延期に。映画クルーはメンバーにリモート取材を続行し、7月16日の無観客配信ライブ『KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!』の最後にキャプテンの菅井友香が切り出した改名発表の瞬間、ライブから数日経った7月下旬に行われたメンバーへの追加インタビューも盛り込まれている。

 改名発表から1ヶ月半が経ち、菅井は「すごく大事な発表でもあったので、うまく伝えられるかなという心配もあったんですけど、今は不安とかよりも、欅坂46でいられた時間や応援してくださった皆さんに対する感謝の気持ちのほうが大きいです。こうして映画も作っていただけて、心の中でけじめをつけて大切にとっておいて、楽しい未来を一緒に作っていきたいなという気持ちが大きいです」と吹っ切れたような表情。

 小林由依は改名発表前後の変化として「メンバーみんな、結構変わったんじゃないかな。これから未来に向かって、前を向いて頑張っていこうという意識が前に出ている子が多い」と語り、渡邉理佐も「私も配信ライブを経て、気持ちがいい意味で軽くなったというか、すっきりして毎日過ごせています」とにっこり。

 守屋茜は「こういうふうに頑張ろうとしている姿を配信ライブでお見せすることができたことで、私たちもポジティブになれた気がします」といい、小池美波は「ファンの方が改名を受け入れてくださる手紙をいただいて、私たちももっと頑張らなきゃいけないなと思って前を向いています」、原田葵は「新しくなって目指すものができて、ファンの皆さんともメンバーとも一つになれたのかなと感じます」と1期生たちがそれぞれ胸中を明かした。

 会場となったのは、映画にも登場するデビュー曲「サイレントマジョリティー」(16年4月発売)のミュージックビデオの撮影が行われた“原点”の場所。当時は工事現場だったが、2018年9月に誕生した渋谷ストリームホールでは“こけら落とし”ライブも行うなどゆかりの深い場所となっている。

 小林は「何かと渋谷で撮影をさせていただく機会が多かったので、渋谷には思い入れがありますし、ここ渋谷ストリームも私たちがミュージックビデオ撮影をしたときは形も何もない工事現場だったので、こんなにしっかりとしたビルが建って、それを見るたびに、私たちもこんなにしっかりと立てていたらいいなと思ったり、一緒に成長して行けたらいいなという場所でもあります」と語った。

 菅井は「初めてのドキュメンタリー映画ということで、すごく楽しみな気持ちと緊張もちょっとあるんですけど、何より楽しんで観てほしいなという想いがあります」とメッセージ。タイトル『僕たちの嘘と真実』については「私たちの不器用ながら支え合ってきた日々とか、作品にかける情熱、一生懸命歩んできた日々、笑顔に嘘偽りはないんじゃないかなと思っています」と説明し「私たちが正解を探しながら模索してきた日々の1ページ1ページを楽しんで、覗いていただけたらなと思っています。感想も待ってます。楽しんでください」と笑顔をみせた。

 高橋監督は「刺激的なタイトルがついてるんですけど、嘘を暴露する意味で使っているつもりではありません。身近で見ていて支え合っているグループだなと思いました。映画から見られる自分なりの真実などを見つけていただけたら」と全国のファンに呼びかけた。

 イベントには2期生の武元唯衣、田村保乃、松田里奈も登壇した。映画は4日から全国102館で公開される。