女優の上白石萌歌が3日、東京・PARCO劇場で行われた舞台『ゲルニカ』初日前会見に登壇した。同舞台で主演を務める上白石は「こんな状況下で無事、明日幕が上がるということでいつも以上に特別な感情を抱いています」と感慨深げにあいさつ。共演のキムラ緑子は「PCR検査、何回した!? 本番中もやると聞いている。毎日体温を測って、真剣にお客様を迎える万全の体制でお送りしてるので安心して! お越しください」と対策もアピールした。

【写真】迫真の表情…上白石萌歌ら出演『ゲルニカ』公開フォトコールの模様

 今作はピカソの筆を動かした悲劇の街『ゲルニカ』を舞台に、階級、民族、主義の対立に揺れる1936年、スペイン内戦下、貴族の家に生まれ育ち甘やかな世界を信じて生きていた少女・サラが戦況や情勢とともにやってくる激しい風にさらされつつも、出会った人たちとともに力強く生きていく様を描く。

 会見には上白石のほか、中山優馬、勝地涼、早霧せいな、キムラ緑子らが参加。サラが恋に堕ちるドイツ軍のスパイ・イグナシオを演じた中山は「大変な世の中でけいこしてきましたのでやる気に満ちています。幕が上がり降りるまでまだまだ気は抜けませんけど、精いっぱい務めたいと思います」と前向きに語った。

 また勝地も「コロナの影響でなくなってしまった舞台がある中、幕が上がるのはうれしい。演じることの楽しさを感じながら、けいこ場にいきましたし、みなさんに伝えられるように頑張りたい」と姿勢を正し、早霧も「身の引き締まる思い。心して挑みたい」と意気込んだ。

 また万全のコロナ対策をアピールしたキムラは「今の日本、世界の中の日本、今の自分を作品を観て考えるきっかけになったらいいな」と、その前から作品への想いを熱弁していたため「しゃべりすぎでしょ、ごめんなさいね」と思わず反省。その後、締めのコメントを“短めに”と司会者から頼まれると、中山は「(キムラへの)あてつけでしょ?」としたり顔で笑いを誘っていた。