お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(41)が、国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の女子強化委員と女子普及委員に就任し2日、オンラインで行われた記者会見に登場した。

【写真】委任状を手に笑顔のしずちゃん

 同連盟は、しずちゃんの起用について「ロンドンオリンピックを目指して、ボクシングに全力を尽くしていました。引退されてからもアマチュアボクシングの関係者との親交が続き、非常に興味をもっていただいたことを耳にしまして、知名度を考えた時に、アマチュアボクシング界に必要な存在。就任していただけないかと依頼したのがきっかけです」と明かした。

 しずちゃんは、今回の就任について「依頼をしてくださってすごくありがたいなとうれしかったです。芸人として芸能界でお仕事やらせていただきながら、途中からボクシングにめちゃくちゃ真剣に取り組んで、今芸能界でやらせてもらえているのも、ボクシングなしではなかったなと思えるくらい、自分の人生において必要な経験をさせてもらえたので、ボクシングに恩返しをしたいなという気持ちで引き受けさせていただきました」と力説した。

 相方である山里亮太の反応については「実は伝えてないんです(笑)。おとといくらい、一緒に仕事をしたんですけど、伝えなかったです(笑)。あんまり山ちゃんに、自分の仕事の話をしないので、もし伝えるとしたら『ボクシングの委員をやらせてもらうようになりました』って…たぶん言わないと思いますけど」とにっこり。「コロナ禍で、いろんなことに制限がかかって、何も進められなかったりするんですけど、子どもたちにもっとボクシングの楽しさを知ってもらうきっかけを作るイベントができるようになれば」と語った。

 オリンピック挑戦の日々を振り返って「今の自分じゃできないなっていうくらい、今思ったら、ホンマにようやっていたなと思う。ド素人がオリンピックを目指すっていう無謀とも言えそうなことを経験したんですけど、トレーナーさんの梅津さんのおかげで、自分でも頑張ったなっていう。芸人でそれが言えないといけないんですけど、自分の人生で一番胸張って頑張ったって言える経験でした」と言葉に力を込め、現在五輪を目指す選手たちにエールを送った。

 しずちゃんは、2011年に台湾で公式戦デビュー。12年のロンドン五輪への出場を逃すも、新たに照準をリオデジャネイロに合わせて、トレーニングを励んでいた2013年7月には、専属トレーナーの梅津正彦さん(享年44)が悪性黒色腫で逝去。その後も五輪出場を目指してボクシングに打ち込んでいたが、15年10月に引退を表明した。