女優の桜井ユキが1日、都内で行われた、放送分野の優れた番組を表彰する『第46回放送文化基金賞』贈呈式に登壇した。主演ドラマ『よるドラ だから私は推しました』(NHK大阪拠点放送局)が優秀賞および演技賞を受賞。「演じることのみに集中させていただいてこの賞をもらえることができた。こんなに各部署に支えられていると思った作品は初めて。その作品でこのような賞をいただけたことは私にとって今後も残っていくことだと思います。見てくださった方、携わってくださったスタッフさんに感謝を申し上げたいと思います」と喜びを語った。

 承認欲求に振り回され、地下アイドルにのめり込むアラサー女性・遠藤愛を熱演した桜井は1年前の撮影を振り返り「今ごろ、撮影を終えたあたりですかね。忘れられない夏で…」と懐かしんだ。登壇前には演出家から祝福と『笑いの耐えない現場でした』のメッセージを受けたことを挙げ「そっくりそのままお返しします。主演として俳優部として、しっかりいろいろなことをなしていかなければなかったところを放棄しました。甘えさせていただきました」と周囲のサポートに感謝した。

【動画】桜井ユキ『だから私は推しました』で演技賞受賞に喜び「私にとって今後も残っていくこと」

 また、愛が推しているアイドル・栗本ハナを演じた白石聖も登壇。「映像を見返してみても撮影期間を鮮明に思い出します。それくらい宝物のような存在。恵まれた環境のなかでお芝居できることがありがたく、お芝居することの楽しさを改めて感じることができた作品です」と噛み締めた。

 同賞は、過去1年間(2019年4月~20年3月)の放送の中から選ばれた、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループを表彰するもの。今回は、全国の民放、NHK、ケーブルテレビなどから、277件の応募、推薦があった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため審査日程を変更。5月末から約2ヶ月にわたる厳正な審査が行われ、授賞式を縮小して実施された。

 テレビドラマ部門として奨励賞に『連続ドラマW そして、生きる』(WOWOW)、『スペシャルドラマ ストレンジャー~上海の芥川龍之介~』(NHK)と演出賞に加藤拓氏、最優秀賞に『土曜ドラマ 心の傷を癒すということ』(NHK大阪拠点放送局)が選出され、演技賞を主演の柄本佑が受賞した。