「世界名作劇場」シリーズ『ロミオの青い空』全33話が、きょう1日から日本アニメーションのYoutube公式チャンネル「日本アニメーション・シアター」で期間限定配信される。

【動画】第1話「アルプス!小さな村の大事件」

 1995年の放送から今年で25周年になる『ロミオの青い空』は、ドイツ出身でナチス時代にスイスに亡命したリザ・テツナーの「黒い兄弟」が原作。19世紀後半、イタリアの国境に近いスイスの小さな村で少年ロミオは、貧しくも家族で幸福に暮らしていた。しかし一家の畑を悪人の陰謀で失ってしまい、ロミオは家計を助けるために、自らを人買いに売り、煙突掃除夫としてミラノへやって来る。

 きつい煙突掃除の仕事や親方一家の辛い仕打ち、地元の不良少年団「狼団」との争いなど、ロミオにとって厳しい毎日が続くが、親方の娘アンジェレッタの励ましや親友アルフレド、煙突掃除の仲間たちと助け合って暮らしていく。そして仲間と共に「黒い兄弟」を結成し、強く友情を誓う――といったストーリー。

 今冬には、新プロジェクト「世界名作ノスタルジア」の第1弾として『Romeo lo spazzacamino (ロミオ ロ スパッツァカミーノ) 』 の展開も予定されている。新展開に合わせて『ロミオの青い空』の作画監督・キャラクターデザインを担当した佐藤好春氏が新たな原画アートを描き起こした。『Romeo lo spazzacamino』は、イタリア語で「煙突掃除夫のロミオ」の意味だが、『ロミオの青い空』の舞台でもあるイタリア・ミラノという世界観を重視し、デザイン上ではイタリア語が使用されることになった。『ロミオの青い空』の作中ではロミオが煙突掃除の呼び込みをする際、「スパッツァカミーノ!」と叫んでいるシーンが印象的だ。

 今回のYou Tubeでの全話一挙配信は、この『Romeo lo spazzacamino』の新展開に先駆けて行われるもので、『ロミオの青い空』を放送当時から応援してきたファンはもちろん、これまで観る機会がなかった人たちにも広く作品に触れてもらう狙いがある。今後は、 新アートを使用した商品展開や同原画アートをベースとした新アートの開発も予定されている。

■「Romeo lo spazzacamino 」の公式 Web サイト
https://www.sekaimeisaku nostalgia.com/