俳優の菅田将暉、女優の小松菜奈が29日、映画『糸』の大ヒット御礼47都道府県オンラインミーティングに参加した。

【イベント写真】オンラインでファンと交流した菅田将暉&小松菜奈

 イベントでは、抽選で参加したファンたちとオンラインで交流を深め、直接質問に答える一幕も。菅田は「家にいる人とつながれる。すごい時代ですよ~。普通に会話できるのはない機会ですからね」と笑顔を浮かべた。

 約30分のトークを終え、クロージングトークを行った2人。そこへサプライズとしてメガホンをとった瀬々敬久監督から手紙が届き、菅田と小松への感謝と労い、熱い激励のメッセージが寄せられた。

 コロナ禍のなか、公開延期の異例事態を乗り越えて封切りを迎えた。この日をもって、同作のプロモーション活動は終了となるが、監督の手紙で緊張の糸が切れたのが、思わず小松は涙をこぼしながら「公開できることは当たり前じゃない。公開できたことにすごい感謝しています」と噛みしめるように語った。

 最後に改めてお互いに感謝の思いを伝えた。菅田は「いつも明るくて、一見ひょうひょうとしているけど、ずっと人のことを考えてる人。また、いい再会がしたいですね。圧倒的な信頼度と、一緒にお芝居をしていて高揚感に何度も助けられている。いろんな現場で相対していきたい」と願いつつ「楽しい時間をありがとうございました」と頭を下げる。

 小松も「ライバルみたいなところがある。すごく刺激になる存在」とした上で「シンプルに出会ってくれて、ありがとうございます。いろんなモノを…。本当にいろんなことがあった。『糸』だけでなく、器の広さというか、人に対する優しさも素晴らしい。私もそうありたいと思わせてくれる人。これからもよろしくお願いします」。終始、涙が止まらない小松に対し、菅田は「早く(イベントが)終わってほしい、もう(泣くのを)耐えれないよ。うれしいですね」と照れ笑いを浮かべていた。

 同作は、中島みゆきが知人の結婚を祝して作り、1998年にシングルリリースされた名曲を実写映画化したもの。菅田が演じる高橋漣と小松が演じる園田葵は、13歳のとき北海道で出会い初めての恋をする。しかし、葵は養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出し、母と北海道を移ることに。離れ離れになった2人は、それから8年後、東京で再会を果たすも、北海道で生きる決意をした漣と世界中を飛び回って自分を試したい葵は、別の人生を歩み始めていた。さらに10年後、平成最後の2019年に、もう一度だけ2人はめぐり逢うことに…。