男性デュオ・コブクロが、9月22日スタートの福士蒼汰主演ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(毎週火曜 後9:00 カンテレ・フジテレビ系)の主題歌「灯ル祈リ」を書き下ろしたことが27日、わかった。コブクロの福士主演作のタッグは、2017年の映画『ちょっと今から仕事やめてくる』以来3年ぶり2度目となる。

【写真】小渕健太郎が描き下ろした絵画をデザインした「灯ル祈リ」ジャケ写

 ドラマは、大沢俊太郎氏の人気漫画『DIVER-組対潜入班-』(集英社)が原作。急増する犯罪組織に対抗するため、兵庫県警に秘密裏に設けられた潜入捜査チーム(通称「D班」)は、悪の組織に潜入する“DIVER(ダイバー)”たちで構成されている。福士演じる「最強で最凶の潜入官」と呼ばれる捜査官・黒沢兵悟は、犯罪者を逮捕するためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な男。身分を偽り、七変化しながら悪に近づき、悪に手を染めながらも、自身の正義で駆逐していく。

 コブクロは原作とドラマの台本を読み込み、主人公の生き様と、今伝えたい想いを重ね合わせた重厚なバラード「灯ル祈リ」を書き下ろし。黒田俊介のボーカルが際立ち、ドラマの世界観とマッチした力強さを感じるナンバーとなっている。

 主演の福士は「この曲を初めて聴いたとき、小渕さんの冒頭の優しくて柔らかな歌いだしと、黒田さんの太く勢いのある歌声に聞き惚れてしまいました。また、『届け』『見てろ』など、歌詞の言葉ひとつひとつに力強さを感じ、1ワードの熱量が高い曲だなと思いました」とコメント。「ドラマのエンドロールにぴったりな曲だと思います。『DIVER』の世界観とともに、コブクロさんの壮大な音楽に浸っていただければと思います」とアピールする。

 コブクロは「特殊潜入班である主人公とその仲間たちが、犯罪と向き合うというよりも、その一番底まで自ら潜り込み、染まりきり、やがてその底から一網打尽にする命がけのストーリーです。主人公の生き様と、今伝えたい想いを重ね合わせ『灯ル祈リ』が生まれました」と楽曲に込めた想いを明かし、「このドラマと共に、この時代に叩きつけたいメロディーと歌詞が伝えられたら」としている。

 同曲は10月14日にシングル化が決定。ドラマの初回放送日の9月22日には、先行配信をスタートさせる。ジャケット写真のデザインは、STAY HOME期間中にコブクロ2人でのリモート作業で曲作りが始まったことにちなみ、2人のアイデアに基づいて制作。小渕健太郎が新たに描き下ろした絵画を使用してデザインした。

■福士蒼汰 コメント「シンパシーを感じています」

コブクロさんがドラマのために書き下ろして頂いた楽曲に込められた想いを、手紙で拝見させていただきドラマ『DIVER』の光の部分をくみ取ってくださったのが嬉しかったです。兵悟という人間と作品が伝えたいメッセージをしっかりと受け止めてくださって、「光に向かって頑張れ」と背中を押してくれるような応援歌だなと感じています。

この曲を初めて聴いたとき、小渕さんの冒頭の優しくて柔らかな歌いだしと、黒田さんの太く勢のある歌声に聞き惚れてしまいました。また、「届け」「見てろ」など、歌詞の言葉ひとつひとつに力強さを感じ、1ワードの熱量が高い曲だなと思いました。

特に「檻を破り 逃げ出したライオン」という歌詞はドラマの中で僕が演じる黒沢兵悟のイメージにぴったり重なる部分があるなと、シンパシーを感じています。その後に「母を探して」と続くのですが、「母」というのは「希望」や「明るい未来」や、「癒される場所」「安心できる場所」を意味しているのではないかと受け止めました。兵悟も、檻を破って出てきたものの、安心できる場所を求めて彷徨っているようなイメージなので、この部分を聞くと自然と兵悟が思い浮かびます。

ドラマのエンドロールにぴったりな曲だと思います。『DIVER』の世界観とともに、コブクロさんの壮大な音楽に浸っていただければと思います。

■コブクロ コメント「このドラマと共に、この時代に叩きつけたい」

ドラマ「DIVER -特殊潜入班-」は、特殊潜入班である主人公とその仲間たちが、犯罪と向き合うというよりも、その一番底まで自ら潜り込み、染まりきり、やがてその底から一網打尽にする命がけのストーリーです。主人公の生き様と、今伝えたい想いを重ね合わせ「灯ル祈リ」が生まれました。

世の中は、条理と不条理で成り立っていると思います。正しさはどんな時代にも真っ直ぐなエネルギーを持ちますが、その裏側に渦巻く間違った事のエネルギーも強い。どちらかだけでは成り立たないからこそ、歪みが生まれ、その影には誰かの悲しみや苦しみが絶えません。

全ての人が、綺麗な川を流れる水の様に生きる事は簡単な事ではありません。

綺麗な川のその真横には、暗い側溝の蓋の下に、汚れた泥水が流れています。
側溝がなければ、川の水は美しさは保てません。その泥水を目の当たりにすれば、目を背けてしまうけれど、どこかで、誰かがその泥水まみれになりながら、見えない所で戦い、守り、支えようとしてくれています。

今、世界中が、誰も経験した事の無い不条理と向き合わなければならない状況に晒されて、僕も立ちすくみました。その最前線の不条理の中で今日も戦っている人達が居るのに、自分に何が出来るのか?

祈る事。それは無力かもしれない。でも、祈る事でしか見えないものや、届かない力もあると思うんです。

その小さな灯は、生き方や暮らしを変え、いつかこの空を明るく照らしてくれると信じています。

このドラマと共に、この時代に叩きつけたいメロディーと歌詞が伝えられたらと思います。

コブクロ 小渕健太郎 黒田俊介